迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

博物館

【とびもの学会告知】 アメリカの航空博物館ガイド本を頒布します

エアミュージアムコレクションかねてより作りたかった「アメリカの航空博物館ガイド本」がやっと出来ました! 2019年3月3日、ハイライフプラザいたばしで開催される「東京とびもの学会2019大会」にて頒布いたします。 スミソニアン博物館や国立空軍博物館な…

飛行機ときんモザ聖地巡礼のイギリス旅行 (後半)

夏休みイギリス旅行記の続き。 aoa30.hatenablog.com 8/16 RAF@Cosford 朝から車を北西へ走らせること2時間、コスフォードの王室空軍博物館に向かう。 BAC TSR-2昨日のロンドンRAFは前座でこちらが本命だ。 一〇〇式司偵TSR2と一〇〇式司偵と五式戦闘機の実…

飛行機ときんモザ聖地巡礼のイギリス旅行 (前半)

夏休みにイギリス旅行に行ってきた。同行者は@har_uさんとイギリス在住者である@hijouguchiくん。ガイドブックに載っているようないわゆる観光地を全然回らない、タイトルの通りの旅行となった。あと、きんモザ聖地巡礼は後半なのでこの記事には出てこない。…

ボーイング727初号機が25年ぶりに空を舞う。そのラストフライトを見てきた。

Boeing727-022 N7001U去る2016年3月2日、ボーイング727の初号機が25年ぶりに空に舞い上がった。この機体は1963年にボーイング727として初飛行し多数の飛行試験を行った後、1964年にユナイテッド航空に納入された。27年間フライトののち、1991年に旅客便とし…

国立アメリカ空軍博物館

アメリカの航空博物館で絶対外せない博物館。第一次世界大戦の機体から二次大戦、ベトナム戦争、湾岸戦争、それらと並行して生み出され続けた試験機のXシリーズなどがこれでもかと集められている。展示機数は圧巻の一言。 R&D Building, Presidential Aircra…

Northrop/McDonnell Douglas YF-23

YF-23 PAV-1 Spiderコンペに敗れた試作機、実戦に間に合わなかった戦闘機、数回しか飛ばなかった実験機。IFの物語を思い浮かぶような儚い飛行機にはロマンを感じてしまう。YF-23もそのひとつ。 国立空軍博物館に展示されているのはYF-23の1号機、チャコール…

North American XB-70 Valkyrie

これもずっと会いたかった飛行機。生み出された政治的背景をすべて吹き飛ばす力強さを持っている。 ツルのように伸びた胴体に巨大なエンジンを6発も携え、その巨体は大きなデルタ翼に支えられる。その翼はこの怪鳥が本気を出すときにのみ、地上では決して見…

Grumman X-29A

実機と対面して最も感動した飛行機。 前進翼・先尾翼、真っ白に赤とネイビーのカラーリングに包まれたその存在感は数多ある試験機たちの中でも唯一無二だ。 SFから抜け出してきたようなこの飛行機が大空を実際に飛んでいたのだ。 ただの軽量化だけではない、…

2015年夏の飛行機まみれアメリカ国内旅行記

9月末から10月頭に掛けてギリギリ夏休みということで、アメリカ国内の旅行をしてきた。一般的な観光地には見向きもせず、ひたすら飛行機を追いかけるだけの旅行になった。同行者は日本からはるばる渡米したはるねーさん(@har_u)。この記事は旅行記として旅の…

第二次大戦機が飛び交うPlanes of Fameエアショーに行ってきた

Curtis P-35 Hawk2015/5/2-3に行われたPlanes of Fame Air Museumのエアショーに行ってきた。土日で同じプログラムで開催されるので、日曜日に乗り込んだ。開場直後に入ったので、まずは地上展示や屋台の様子を見て回る。ビールやホットドッグなどの定番の食…

Museum of Flight Restoration Center

レストア作業が展示品 シアトル市内にある航空博物館 Museum of Flightから車で約40分、Boeingの工場があるPaine Field飛行場の脇にこの小さな建物がある。ここはMuseum of Flightの活動の一つとして航空機のレストアが行われている作業場であるのだが、その…

Tillamook Air Museum

牧草地の真ん中にそびえる異物 でかい。ポートランドから西に車で1時間半、海沿いの畜産の街ティラムックの牧草地の真ん中に、「AIR MUSEUM」と大書きされた建物が見えてくる。遠くからでもよく見えたそれは、近づくにつれどんどん大きくなり、目の前に立っ…

Evergreen Aviation & Space Museum

巨大水上機の眠る場所 現在においても翼幅最大を誇る巨鳥、H-4 Spruce Gooseが翼を休める。胴体の脇に立ち、機体を見上げた時のその威圧感は建築物のようでなかなか飛行機として認識できない。天井の高い建屋の中にまるで壁が立っているような迫力である。 …

スミソニアン博物館 本館~別館 移動方法メモ

年末年始にワシントンDCのスミソニアン航空宇宙博物館に行ってきた。本館と別館の間の移動手段について書き残しておく。 なぜ書いたか スミソニアン国立航空宇宙博物館はワシントンDCにある本館とダラス国際空港の脇にある別館(Steven F. Udvar-Hazy Center)…

長崎ペンギン水族館 - 2013夏長崎

廃墟2日連続に続けては、趣向を変えて癒し空間へ。以前より行きたいと思っていたペンギン水族館です。ペンギンだらけです。天国。 フンボルトペンギン。ハーイ 暖かいところにも住んでるペンギンさんなのでお外です。ここの水族館の飼育員さんの解説はペンギン…

真岡鉄道SLキューロク館

6月2日。真岡駅脇に出来た真岡鉄道SLキューロク館を訪問。 ここは距離は短いながらも、レストアされた9600形蒸気機関車が自走するのです。 さすがに蒸気ではなく圧縮空気での運転ですが、汽笛やピストンから噴き出す空気の音は本物です。 時間になると表に引…

巨大地下空間!大谷資料館に行ってきた

5月の頭のお話ですが。おうちから車で20分くらいだし、行ってみたいな!と思った矢先、大震災でしばらく休館となってしまった大谷資料館。2年たって音沙汰無かったので、もう入れることはないのかなと思っていたところ、今年の4月から再開と情報が入り都合を…

リニア・鉄道館

更新間隔がだいぶ空きましたが、前の記事の所沢航空発祥記念館の翌日です。7/29 前日に所沢から松本まで移動していたので、この日は中央本線西線で名古屋に向けて南下します。 名古屋駅からあおなみ線に乗り換えて約30分。終点の金城ふ頭駅にJR東海の鉄道博…

所沢航空発祥記念館

7/28 所沢航空発祥記念館7月末に太4連休が出来たので18きっぷを使いふらふらと西へ。 今まで行ったことのなかった所沢航空発祥記念館を目指します。駅前のYS-11にもご挨拶しなければ。 町中にポツンと旅客機が置いてある風景は不思議です。この街の日常に溶…

航空自衛隊浜松広報館見学

2010/7/23 鳥人間コンテストに行く途中で浜松で寄り道。前々から行ってみたかった、航空自衛隊の浜松広報館に行きました。 入り口前のF-86ブルーの前でA-Bikeと。浜松広報館は決してアクセスがいいとは言えないので最寄りのバス停からA-Bikeを使いました。帰…

旅行3日目(青森→岩手)風に吹かれる日

朝、喚く目覚まし時計に目を覚ます。今日は時間通りだし、荷造りも昨晩に済ませておいてあるので着替えて朝ご飯を食べるだけで出発できる。 朝のニュースを見ながら菓子パンをかじり野菜ジュースを流し込む。 外は昨晩に続きまだ雪が降っており風も強い様子。…