続き。早くまとめておかないと今年のSSTRが来てしまう。
aoa30.hatenablog.com
2021/10/10
SSTR走りきってぐったりモードなので、のんびり宿の朝ごはんをいただく。ご主人が炭火で焼いてくれたししゃもがとても美味しかった。ご主人も昔は大型に乗っていたが今は原二がちょうどよくて楽しいとのこと。
帰路に就く前に、やはり記念写真は撮っておきたいよねということで、再び千里浜なぎさドライブウェイに向かった。この日も飛び切り天気がよかった。さすがは元体育の日だ。
ここでしか拝めない景色を写真に収め、明るい時間の千里浜をまた走る。
楽しい時間だったのだが、ここでぐだぐだしたために意外と時間を食って10時を過ぎてしまった。明るい時間は貴重。ここでSカスタム乗りの友人と別れて8号線を東に向かった。目的地は長野の山ノ内温泉である。
▲富山港の海王丸。美しい。
お昼ごはんに8番ラーメンに入りたいなと思っていたのだが、お昼時になりどこも結構混んでいた上に富山県内を東に向かっていくうちにお店がなくなってしまった。(石川県のチェーンだと気付いたのは後のことである)
富山県内の国道8号線は、海沿いでもない普通の幹線道路であり走っていてあまり楽しくない。空腹と相まって若干気分が沈んできた。時間的な焦りと気分の盛り下がりであまり写真が残っていない。
国道8号が新潟県に入ると国道が海に近づき快走路になって気分が持ち直してきた。道路沿いには「たら汁」と気になる上りがチラホラ見えている。
道の駅越後 市振の関に滑り込み、たら汁をいただいた。これは本当に美味しかった。
▲たら汁
この後の国道8号もずっと海沿いで絶景続きであった。この区間を高速道路で通過したことは何度もあったが、この景色は下道でしか見られない。ずっと走っていたので写真は無い。またこの景色を見たければまた行くしかない。
上越から南に下って長野県内へ。
この日の山ノ内温泉のお宿は、古いこぢんまりした温泉旅館だったけれど、中は小ぎれいにしていて、ご主人・女将さんの対応も気持ちがよかった。温泉で茹だって1日の疲れを流した後、個室で食べるお料理もとても美味しかった。この夕食をいただいた個室にはテレビがあり、ちょうどラブライブ!スーパースター!! 11話を見て一人感極まるなどしていた。
2021年10月11日
石川からの帰りにわざわざ長野の北の端にお宿を取ったのは、バイクで国道最高地点である渋峠を越えるためであった。志賀高原側から急なヘアピンをいくつも抜けてどんどん高度を上げていくのが大好きなのだ。
▲横手山ドライブイン
写真を撮ってたら、ここまでの道のりで後を走ってた車のおっちゃんが降りてきて、「そのST250、いい音するね!」と話しかけてきてしばし歓談。GB350でリターンしたいらしい。
▲国道最高地点の碑の近くで。(実は最高点は碑のあるところではない)
草津に降りてきて吾妻線太子支線の廃線跡を訪ねた。廃線になった後しばらく放置されていたらしいが、今は観光用に整備されている。駅の周辺以外にもトンネルや橋梁などが残っており見どころがある。
▲吾妻線太子支線太子駅跡
▲鉄鉱石を運び出すホッパーの遺構
吾妻川沿いまで降りてきて八ッ場ダムに立ち寄った。ダム建設前、建設中、完成直後の大雨の後と何度か訪れていたが、見学広場などが整備されてからは初めてだ。堤体内エレベータでダム下流広場にも入れる。
▲八ッ場ダム。東向きなので午後は逆光になる。
榛名山を回り込んで伊香保温泉へ。目的地は温泉ではなく(温泉も入りたかったが)、伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館だ。
観光地の小さな博物館だと思ってたら、想像以上に規模が大きくじっくり楽しめた。いつまで経っても出口に辿り着かず、後半は帰り時間を気にして駆け足になってしまった。ここもまた再訪したい。
高崎から秩父・国道299号・圏央道を経由して帰宅した。総走行距離は3日間でほぼ1000km、天気に恵まれた気持ちのよいツーリングであった。