迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

【C95告知】今年も「飛行機の脚」の写真集を作りました

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みなさん脚は好きですか。僕は好きです。

飛行機の脚が大好きで作った写真集「Landing Gears」の3巻目が出来ました。2018年冬コミC95で頒布いたします。

飛んでいるときには必要がないけれど、離着陸には絶対に必要になる着陸装置。その飛行機の用途や特性に合わせつつ、飛行機の性能を最大化するため、出来る限り軽く、出来る限りコンパクトに、という創意工夫が詰まっています。
滑らかに仕上げられた機体から突き出すメカメカしく飾り気の無い「脚」は、無駄を削ぎ落として露わになったその飛行機の本質といっても過言ではありません。「脚」から見える飛行機の世界を堪能してもらえれば幸いです。

C95新刊:Landing Gears Vol.3

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表紙: Boeing 787

収録機 (12機)

旅客機、輸送機、戦闘機、古今東西の脚を収録しました。

  1. Boeing 787
  2. Grumman F-14 Tomcat
  3. Lockheed C-5 Galaxy
  4. Boeing C-17 Globemaster III
  5. Vickers Valiant
  6. Mikoyan-Gurevich MiG-15
  7. Boeing 727
  8. General Dynamics F-16 Fighting Falcon
  9. North American P-51 Mustang
  10. Lockheed L-1049 Super Constellation
  11. Fairchild Republic A-10 Thunderbolt II
  12. Grumman A-6 Intruder/Northrop Grumman EA-6B Prowler

サンプル

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本の詳細

  • B5横フルカラー
  • 34ページ
  • 頒布予定価格 500円
  • 発行者 いけち (@aoa30)

C95頒布情報

今回のコミケは抽選漏れでしたが、幸いなことに委託させて頂けることとなりました。

twitter.com
冬コミの当落発表で抽選漏れとなり、もう作るのやめようかなとガックリしていたところに、ぼろ太さんより「委託で置きませんか、私が読みたいので」とお声掛け頂き、Vol.3を完成させることが出来ました。ありがとうございます。

書店委託

メロンブックス様で取り扱って頂けることとなりました。冬コミに来られない方はこちらからよろしくお願いいたします。
www.melonbooks.co.jp


よろしくお願いいたします。

南関東の重力式コンクリートダムを見に行く

引っ越してきて南関東~甲信越エリアのダムにアクセスしやすくなった。ドライブがてらいくつかダムを回ったのでまとめておく。

小河内ダム

Ogochi Dam
奥多摩重力式コンクリートダム堤体も大きくて迫力があるのだが、いかんせん真横からしか写真が撮れず盛り上がりに欠ける。代わりに堤体とは別の場所に設けられた非常用洪水吐が大変立派でかっこいい。

深城ダム

Fukashiro Dam
大きなダムではないのだが、谷間にきれいな三角形に作られた正統派重力式コンクリートダム。その美しい姿を正面から見られるところに道路が通っているのが◎

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2018年夏シアトル旅行の変わらない景色

2018年8月、遠くに出かけなければならないという強迫観念に駆られ、シアトル旅行に行ってきた。仕事の都合で2016年3月まで住んでいたシアトルだが、それ以来の訪問だ。駐在期間が約1年半であったが、もうそれより長い期間が経っている。日本に戻ってきてから怒濤の日々だったので、改めて文字にすると驚くところがある。

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目的はシアトルエリアの航空博物館の再訪と、ある種のケジメみたいなものであった。もともとはシアトルに行ったことがない人を手配・車の運転付きで連れ回すという企画でもあったのだが、あまりにも突発すぎて一緒に行ける人が見つからなかった。かくしてお気楽な一人旅となった。

ボーイング社工場見学ツアーに参加し、博物館を巡り、以前に住んでいたところを訪れた。3年前の生活圏内を訪れたのは金曜日の夕方であった。日常的に買い物をしていたスーパーマーケットに入った瞬間、突然タイムスリップした気分になった。店内のにおい、音、棚の並び、買い物の度に眺めていた野菜の陳列、朝ご飯のためにいつも買っていた冷凍食品・・・どれも以前に見て・聞いて・嗅いで・感じたものと変わっていなかった。金曜の夕方、その週の仕事を終え、会社の帰りにスーパーに寄り、食材やビールを買い求め、ゆったりとした気持ちで週末に向かう、あの頃の自分がふと重なってきた。そのまま以前に住んでいた家に帰ってしまうような感覚を覚えた。

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自分は再訪した景色が何か変化していることを無意識に求めていたのだろう。かつて見ていた空間が変化していることを期待し、この2年半の自分の変化に勝手に投影しようとしていたのだ。

でも、今回出会った景色は変わっていなかった。もちろん細かなところをはいろいろ変わっている。レジのクレジットカードリーダは磁気ストライプのスキャンからICチップの認証に変わっていたし、潰れたスーパーの跡地はスポーツクラブになっていたし、日本食材を扱うスーパーの棚には「米にかけるための醤油」が増えていたし、自分の住んでいたアパートメントの駐車場には見たことがない車が止まっていた。
それでも、その場が持っていた空気はなにも変わっていなかったのだ。

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私はこの8月末で転職する。自分は「変わる」んだと思っていたし、実際に転職活動をしたことで「変わった」と思いこんでいた。でも、今回の旅行で見た景色は「変わらないもの」を強く叩きつけてきた。ちょっとショックだった。

しばらくはシアトルを訪れることはないだろう。今度訪れるときは、変わったもの・変わらないものを楽しんで感じられるようになっていたい。それにどれくらい時間がかかるのかは分からない。

千刈ダム

Sengari Dam
兵庫県にある重力式コンクリートダム。表面が石張りとなっている歴史のあるダムで、堤体を流れる水が白い飛沫となってとても美しい。

Sengari Dam
現存する最古のスライドゲートが17門整然と並ぶ。
もっとも、ダムは満水で閉じているゲートの上から越流してるという具合だった。

Sengari Dam
このダムは鉄道でもアクセスしやすい。JR福知山線道場駅からのんびり歩いて30分ほどだ。山奥まで車で行かないと立派なダムは見られないという先入観があったが、こんなにもアクセスの良いダムもある。急峻な山地に生活圏が迫っているこの地域ならではといえよう。

Sengari Dam

アイカツ武道館から1ヶ月、思い返しての今。

アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館(以下「アイカツ武道館」)から1ヶ月が経とうとしている。富士急ハイランドでのラジカツスターズ!公開録音も終わり、収録された番組も放送された。アニメのアイカツスターズ!も最終回の放送を残すのみとなっている。こんな時期だが、1か月前のアイカツ武道館のことを振り返って書き残しておきたいと思う。未来の自分のために。

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2月27日、28日のアイカツ武道館は幸いにも両日参加できた。語彙力が破滅的になり申し訳ないなのだが、本当にすごいイベントでセトリを見返してもよくもまぁこんなヤバい構成を作り上げられたものだと思う。今でも思い返すと脳味噌の中がショートしたようになり、あれは本当に現実だったのかあやふやになってしまうことがあるので勘弁して欲しい。

このアイカツ武道館で印象深かったのは、閉幕後にボロボロ泣くかと思っていたのが、何というかものすごくすっきりとしたポジティブな気分になっていたところだ。

当然、ライブの最中はもう必死だった。あかりちゃんの成長ムービー付きSTART DASH SENSATIONで(今年も)泣いたし、輝きのエチュードで泣いて、せなななせのMessage of a Rainbowでアニメ本編がフラッシュバックして泣いて、その後26代S4が順々にS4制服で登場したところで嗚咽を堪えられなくなった。S4制服をまとったせなさん一人で歌い上げられたMUSIC of DREAM!!!あたりで、手に持っていた武道館タオルが吸い込んだのは汗より涙の方が多くなり、そこからダイヤモンドハッピー、ドラマチックガール、AIKATSU GENERATION、SHINING LINE*、STARDOM!、カレンダーガール、アイドル活動!(書いてるだけで手が震えてくる)と、もうパワーのある曲の応酬になすすべなくエンディングを迎えた。

自分がどこで泣いたかなんていう話はどうでも良いのだが、はっきりと記憶しているのは、閉幕後に「終わりで悲しい」という感情が無かったということだ。この2日間が始まる前は「これが最後だね」とお別れパーティのような気分でいたのに、終わってみたら憑き物が落ちたようになっていたのである。

その理由を思い返してみると、アイカツ武道館のステージ上から発せられていた、集まった演者、スタッフ、参加者、そしてその場にはいなくてもアイカツ!を見た全ての人が、それぞれ「アイドル」であり、これからも各々の「アイドル活動」を続けていくんだよ!という強いメッセージのおかげだろう。
いちごちゃん・あかりちゃんたちのアイドル活動は今も続いているだろうし、ゆめちゃんたちのアイドル活動もまだまだ続くだろう。STAR☆ANIS、AIKATSU☆STARS!の歌のおねえさんたちもこれからそれぞれの道で輝いていくはずだ。そして、「アイドル活動」で輝き続けていく面々の中には我々参加者も含まれているということをこの2日間で受け取ったのだ。崖を登るメンタリティがアイドル活動なら、これからの人生何だってアイドル活動だ。

結果としてものすごく前向きな気持ちでアイカツ武道館という一区切りのイベントを乗り越えることが出来た。あの時間、あの場所で、想いを積み上げて共有できた全ての人にありがとう。この出会いにありがとう。


武道館公演の翌日に放送されたアイカツスターズ!96話「みんなで輝く!」は完全に武道館3日目だった。ゆめちゃんとせなちゃんの成長がシンクロし、せなソロのMUSIC of DREAM!!!がフラッシュバックしてテレビの前でまたウンウン泣いていたのは別の話である。

私はアイカツ!のなにを見てきたのか

2/4日曜日の夕方、博多駅で豚骨ラーメンを食べ、福岡空港への地下鉄に乗り込んだ直後、ツイッターのタイムラインにアイカツ!新シリーズの情報が流れ込んできた。叫び声をあげる人、言葉を失う人、反応は人それぞれであったが、私も大変に動揺した。頭が真っ白になったまま飛行機に乗り込み、降機時にはiPadやらツアーバッグやらを機内に忘れそうになり、タラップの階段で足を踏み外す程度にショックを受けていた。

なぜ新シリーズの発表に私はこんなにも狼狽したのか。冷静に振り返ると一番ショックを受けたのは「STAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!がアイカツ!シリーズから卒業する」「アイカツ!新シリーズでは歌唱担当を設けずキャラクタの声優が歌もこなす」という部分だった。

アイカツ!シリーズでは、ゲームやアニメで登場人物のセリフを当てる声優と別に、歌唱担当と呼ばれる人たちが作中のアイドルの歌を担当していた。アイカツ!からアイカツスターズ!までの5年間、STAR☆ANIS、AIKATSU☆STARS!が歌唱担当として活躍している。その日もAIKATSU☆STARS!のライブツアーで福岡まで遠征していたのだ。

自分は2016年4月からアニメのアイカツスターズ!をリアルタイムで見始め、アイカツ!バンダイチャンネルで後から追いかけたいわば新参だ。最初は歌唱担当が別にいることに対して特に思うところもなかったし、クレジットされているメンバーの名前もひらがな2文字3文字で正直区別が付かずにいた。しかし、何度かアイカツ!アイカツスターズ!のライブイベントに参加していくうちに捉え方が変わってきた。

アニメのイベントは声優さんがその登場人物を演じ登壇するのが普通だ。つまり、言ってしまえば登場するのは作中の登場人物そのものである。
対して、アイカツ!のライブステージは先に書いたように歌唱担当が登壇する。ステージ上で歌って踊るSTAR☆ANISやAIKATSU☆STARS!のメンバーは登場人物を直接演じるのではない。だからといって登場人物とかけ離れているわけではない。その姿は、アニメの登場人物と並んで「アイドル活動」に励むアイドルそのものであり、その登場人物たちのアイドルとしての成長が投影された存在に見えた。「アニメのアイドルの姿を演じている」のと「アニメのアイドルの姿がかぶって見える」のは全く違う。

AIKATSU☆STARS!のライブツアー愛知公演を見終えた直後の私は、ライブの様子を以下のように表現した。


虹野ゆめ歌唱担当であるせなさんの愛知公演での歌声は、先に見ていた仙台公演・東京公演を超える伸びやかさであった。「Message of a Rainbow」を堂々と歌い上げるその姿に、歌組のS4として四ツ星学園を率いるほどに成長した虹野ゆめがかぶさって見えたのだ。

登場人物そのものを演じる声優と、登場人物の歌・ダンスのパフォーマンスを担当するアイドル。その二本柱の相乗効果がアイカツ!シリーズの「アイドル」と「アイドル活動」の世界を作り上げているのだと思う。この立体的に作り上げられたアイカツ!の世界が大好きだ。

ツアーファイナルの福岡公演でその実感を深め、感慨に耽っていた翌日に先の新シリーズと新方針の発表である。この大きなパラダイムシフトは容易に受け入れられるものではなかった。発表から1週間が経った今でもまだ戸惑う気持ちが残っている。
アイカツ新シリーズでも、登場するアイドルたちの前向きな世界が描かれるだろう。そこで展開される「アイドル活動」はどのようなものになっていくのだろうか。思うところはいろいろあるし、言葉として書き出すにはまだまとめることが出来ない。


まずは、うたのおねえさんたちSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!の卒業ライブとなる武道館で、これまでの感謝の思いを精一杯声援として届けられたらと思う。

冬コミC93にサークル参加してきた

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今更の記事だけど。タイトルと一つ前の記事の通り、今回も前回に引き続き年末の冬コミにサークル参加して飛行機の脚の写真集を頒布した。前回より冊数を用意したこともあり、欲しいと言ってくださった方々に渡すことができた。「既刊がとても良かったので、新刊も楽しみです」「こんな飛行機の写真集は見たことがない!」などなど声をかけてもらえたし、Twitterのフォロワさんたちにも会えた。お手にとってくださった皆さま、声をかけてくださった皆さま、ありがとうございました。

 

今回のLanding Gears Vo.2は、前回のVo.1で入稿直前にどったんばったんした反省を踏まえて割と早めから着手していた。表紙のデザインやページの体裁もこれまで作ったものと変えるつもりはなかったので、正直余裕だろうと思っていた。実際、撮り溜めていた写真を眺めて、枚数が多くまとめやすそうな機体をピックアップしレイアウトする作業まではサクサク進んだ。問題は解説コメントだった。一部の機体で写真をいくら眺めてもキャプションが全く浮かばなかったのだ。着陸装置の構造を描写するだけなら出来る、だけど何でこんなにも書きたいことがないんだろうと悩み、「写真の枚数の都合がいいから載せてただけで、特別好きでもなかったんだ」ということに気づいた。
ここから一度リセットして考え直し、本当に好きだなって思う機体ばかりでレイアウトをほぼ全て組み直した。写真が足りない物も配置を工夫して何とか収めた。そうすると、こんなことを書きたいなということが浮かんできて何とか本を完成させることが出来た。結局入稿直前のドタバタは前回と同じになってしまった。伝えたいことを芯に持っておかないと、作品って完成することはないんだなと実感した次第である。

そんな飛行機の脚へのどろどろしたフェチを集めて煮詰めて詰め込んだ、飛行機の脚の写真集「Landing Gears Vo.2」をCOMIC ZIN様にて委託しています。飛行機が好きな方、メカメカした物が好きな方、模型の資料が欲しい方、怖い物見たさの方、なにとぞよろしくお願いいたします。

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http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=35153

 

次はまた冬コミだろうか。とびもの学会は考え中。