迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

奄美大島と加計呂麻島に行ってきた話

去年の7月のこと。ここ数ヶ月、思うように出掛けられなくて息苦しく、気持ちよく遠出した記憶を思い返したくて書くことにした。

計画

最初は、奄美大島を中心にすぐ東に位置する喜界島と南に隣接する加計呂麻島の両方をめぐる案で計画していた。喜界島は訪問者も少なく、昨今なかなかないローカル感を味わえるとのことで楽しみにしていた。が、喜界島を出入りする交通手段があまりにも少なくまともな旅程を組めないことに気づいた。フェリーも毎日ではなく航空便もいまいち乗り継ぎが悪い。無理して3島回ろうとすると、島でゆっくり過ごす時間が無くなってしまう。

今回の目的は限界移動旅行ではない。南の島の空気を感じてリラックスすることだ。訪問先を奄美大島本島と加計呂麻島に絞った。

初日(2019/7/26 羽田→鹿児島→奄美大島

羽田空港から鹿児島空港まで767、鹿児島空港からはE170と乗り継いで奄美大島に到着。ほとんどの旅行者がレンタカー屋に吸い込まれていく中、島の中心部へ向かうバスへ乗り込む。暑くてべたべたするんだけど、都心部のオーブンの中のような暑さとは空気が違う。

この日は町中のホテルに泊まる。お夕飯を探しつつ散歩。
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常連のおじさんから焼酎のボトルをいただいたりしながら夜が更ける。

2日目(2019/7/27 奄美大島

この日からレンタルバイク(原付)を借りて行動する。車にはない自由度と肌に感じる島の空気感がたまらなく気持ちよい。
この日は町中から南側の海岸線まで下りちょっと空港側に戻って、ぐるっと島の北側の海岸線に沿って西に向かって進む。

青空、青い海
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お昼

海の透明度が尋常ではない。
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路地の中のお店で袋かき氷を買ってかじったりしながらゆるゆると進む。
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夕方にお宿に到着。日没までまだまだ時間があったのでシュノーケルを借りて海水浴。水面から顔を出すとトビウオが目の前で飛び回っていた。

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日没を見送り、炭火で肉を焼きつつビールを飲み、砂浜に椅子を広げて満天の星空を眺める。人生。
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3日目(2019/7/28 奄美大島加計呂麻島

朝。
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奄美大島の北側海岸をぐるっと回りながら、加計呂麻島へのフェリーが出る古仁屋を目指す。島のメインの交通は南側の国道58号なのでこちら側は交通量がとても少ない。原付でのんびりたんたんと走る。途中、雨がザーッと降ったりしたのであまり写真はない。

陸軍の弾薬庫跡
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海の目の前の民宿にゴールイン。部屋の目の前の砂浜には数えきれない量のヤドカリがごそごそ歩き回っている。ご飯がとてもおいしいお宿。

この日も砂浜で星空を眺める。流星がたくさん。
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OM-D E-M1 mk.II SS3.2sec 手持ち

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4日目(2019/7/29 加計呂麻島

加計呂麻島の中をぐるりと周る。

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タカテルポイント。人が踏み入れられない砂浜と海の美しさ。地球に人類は不要。
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宿の前の海岸からシーカヤックで漕ぎ出すものの、あまりの日差しでファミチキになるところだった。木陰で海を眺めながらうとうとしているうちに夕暮れ。
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1日炎天下で遊びまわった体に、お宿特製のビーツの酎ハイがクリティカルヒットして布団にもぐって即死。

5日目(2019/7/30 加計呂麻島奄美大島→鹿児島→羽田)

帰るのか…現実に…
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奄美大島の中の帰りは国道58号を通る。極力旧道などを通るようにしたが、島内の主要幹線なのでトンネルなどで何度か恐怖体験をしておしっこ漏らしそうになる。漏らしても南の島なのですぐ乾く。


奄美・加計呂麻、最高の体験だったのでまた行きたい。今度は喜界島にも。みなさんもぜひ。