2021年7月末 谷川柑菜生誕祭2021
夏になったら小諸に向かわなければならない。あの夏が待っているのだ。
▲小諸
1週間くらい前から天気予報はずっと雨予報で断念しようかと思っていたのだが、宿の予約リミットとなる2日前に7/31と8/1に晴れマークが現れたことで決行することとした。もはや、世界が谷川柑菜ちゃんの誕生日を祝っていると言っても過言ではない状況であった。
7/31(土)
前回の伊豆ツーリングでずっとバックパックを背負っているのがしんどかったので、今回からシートバッグを装備した。体が大変楽になり、バイクの見た目も旅感が増して良い。
ただ、バイクにくくりつけたバッグにカメラを入れるのは振動の面から若干ためらいがあり、今回はミラーレス一眼はお留守番とした。載せた写真は全部iPhoneで撮影したものである。
下道を淡々と走り、秩父から藤岡を経由し松井田に向かい碓氷峠を登るルートとした。事前の天気予報に反して、ところどころ黒く分厚い雲の姿が見えつつも青空が広がっていた。夏空の下、トコトコした道を走るのが心地よくて楽しい。
▲おぎの屋の峠の釜めし。ここを通ったらこれは外せない。
▲碓氷峠旧道……。
旧道が連日の雨の影響で通行止めになっていた。仕方が無く碓氷バイパスから軽井沢へ向かう。バイパスとはいいながらもこちらもかなりのカーブである。無理をせず登坂車線をトコトコ登った。
▲静かな小諸
なつまち・おもてなしサロンもなくなり、巡礼ノートのある(もう終わった?)観光案内所も開いておらず、町は静かであった。
▲西浦ダム
始まりの地であった西浦ダム(西浦堰堤)は大改修されて、横断することも出来なくなってしまった。少しずつ物語の世界が消えていくのは寂しいものがある。
この日のお宿は小諸から30kmほど離れた鹿教湯(かけゆ)温泉だ。ここまでなんとか耐えていた空模様は温泉に向かう道中で崩壊した。土砂降りの雨が降ったりやんだりを繰り返し、シートバッグにはレインカバーを掛け、ずっと雨具を来たままの走行となった。
そして、温泉宿の目の前でTwitterのフォロワー(初対面)に出会うという奇跡を起こした。
ずっと前から相互フォローでも会ったことはなく、近年は「谷川柑菜」ってツイートをお互いにファボって交流(?)してたフォロワーと、谷川柑菜ちゃんの誕生日に小諸から30km以上離れた温泉宿の目の前で2人ともバイクに跨った状態で初めましてってあいさつすることなんて起こると思う??(さっき起きた)
— いけち (@aoa30) 2021年7月31日
ご時世柄一緒のテーブルでの食事は出来なかったものの、部屋には自分たちだけだったの離れたテーブルでそれぞれおいしいご飯とお酒をいただきながらお喋りが出来た。なかなか得がたい体験であった。温泉に浸かり熟睡。
8/1(日)
フォロワさんと別れて、西に向かい松本へ。
▲この日はずっと良い天気だった。
牛伏川フランス式階段工を見学し、高ボッチ高原へ登っていく。ゆるキャン△でリンちゃんが原付で通った道なのだが、路面の荒れ具合といい斜度といいカーブのキツさといい、とても女子高生が原付で登る道ではなかった。しまりんすげぇ。
▲崖の湯温泉から高ボッチへ登る道
高原から降りてきたら後は帰り道だ。
▲諏訪大社では何か神事っぽいことをやっていた
諏訪大社の近くのおそば屋さんでお昼ごはんを食べ、道の駅信州蔦木宿あたりで眠気に襲われたので川べりの木陰で昼寝。途中のファミレスで夕飯を食べたりしつつ、淡々と20号を走って無事帰宅した。
今年もまた小諸に行きたいね。