曇ったエアショーは盛り上がらない。
飛行機の踊る舞台は青空以外にありえない。グレーの背景に白いスモークを吐くらいなら飛ばなくていい。燃料の無駄である。
とはいえ、天候は無慈悲だし、飛ぶならとりあえず眺めたくなるのが飛行機好きの悲しい性だ。ちょうど1か月ほど前、8/7にカナダ国境を越えてAbbotsford Airshowを見に行ってきた。
ブログ記事になるまで1か月もかかっていることが、いかに盛り上がらなかったことを如実に表している。
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飛行機の踊る舞台は青空以外にありえない。グレーの背景に白いスモークを吐くらいなら飛ばなくていい。燃料の無駄である。
とはいえ、天候は無慈悲だし、飛ぶならとりあえず眺めたくなるのが飛行機好きの悲しい性だ。ちょうど1か月ほど前、8/7にカナダ国境を越えてAbbotsford Airshowを見に行ってきた。
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今自分が住んでいるシアトルは旅客機の生まれる場所である。シアトル都市圏のいろんな空港から、日々新しい飛行機が生まれどこかへ飛び立っていく。それらの飛行機はどのようにしてその生涯を終えるのか。その様子を自分の目で見たく、飛行機の墓場の1つであるモハヴェ空港に行ってきた。5月の頭、Planes of Fameエアショーを見に行った翌日のことである。
静かな空港の片隅に集められ、きれいな塗装が残ったまま少しずつ部品をもぎ取られ、徐々に自立できなくなり、赤い地面に身を横たえる旅客機。そこは紛れもなく墓場だった。
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Mt.Bakerを背景にWashington Lake上空を飛ぶBlue Angels
去年の7月は出張でシアトルに来ていた。出張先の人に、自分は7月末でいったん日本に帰るよと言うと、誰もが「Seafair行けないのはもったいないね」と言ってきた。9月からのシアトルに駐在に備えてビザの手続きや引越しなど準備をしなくてはならなかったので仕方がなかったのだが、何人からも同じことを言われて悔しい思いをしたものだった。
今年は晴れて(?)シアトル滞在1年となり、そのSeafairを見に行くことができた。Seafair自体はシアトルの街の中で何週間も行われているのだが、その中でやはり大きなイベントになるのが8月頭に行われるこのSeafair Air Showである。普通の航空祭が飛行場で行われるのとは違い、Seafair Air Showは湖の上で行われる。湖岸のお祭り会場から眺めたり、クルーザーで湖上から眺めたりといつもの航空祭と雰囲気が違うのが魅力だ。
EMBLASER A4 https://darklylabs.com/
レーザー加工機を買った。
大学の時に研究室にあったレーザー加工機を使ったことがあり、以前からずっと欲しいと思っていたのだが、これまでは小型の物でもCO2レーザーしかなく周辺補機が必要な点や、ebayに流れてるような格安のレーザー管の品質・耐久性が疑問だったことからなんとなく尻込みしていた。
最近になって素子の値段が下がったのか、半導体レーザーを用いた小型のレーザー加工機が出てきた。出力はCO2レーザーに及ばないものの、圧倒的にシンプルなシステムになることから加工機全体が簡便に安く作れるのだ。
今回買ったDarkly LabsのEMBLASERも、もともとはKickstarterのLazerBladeとして始まったものだった。これが量産品として軌道に乗ったのがEMBLASER。先のKickstarterでは、プロジェクトに気づいたときには期限が過ぎた後で悔しい思いをしたのだが、無事それが量産品としてアップデートしてくれたので結果オーライだった。
続きを読むセント・マーチン島で飛行機写真を撮りまくる旅行にて、1日だけ島外に抜け出した。目的はやはり飛行機の写真を撮ること。
目指すセント・バーツ島はセント・マーチン島の南東に浮かぶフランス領の更に小さい島。プリンセスジュリアナ国際空港からWinAirのDHC6-300 Twinotterに乗って15分で着いてしまう。セント・マーチンの国際空港はオランダ領にあるので、たった15分のフライトでも国際線扱いでパスポートに入出国のスタンプが押される。
セント・バーツ島の玄関口であるグスタフ3世空港は、海と丘に挟まれた狭い平坦地*1に作られた小さい空港である。見どころは、丘を滑るように急降下していく着陸機。頭をかすめていった飛行機が着陸する様子を丘の上から見下ろすことが出来る。
*1:帰り際、空港の待合室にて、滑走路が丘から海に向けての坂道になっていることに気づいた