迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

初めてづくしの伊豆ツーリング

半年以上前のことだけど、思い出深いツーリングのお話。
沼津
▲沼津 西浦の海沿い

なぜ思い出深いかというと、

  1. 初めてバイクで高速道路に乗った
  2. 初めてバイクで泊まりがけのお出かけをした
  3. 初めて教習所外の人前で立ちゴケした

納車されて3週目、まだ装備も揃っておらず、メインの荷物はリュックに入れてのツーリングであった。伊豆の真っ青な海と、真っ青な空、梅雨明けして本気を出し始めた日差しと、暑いながらも全身に吹き付ける気持ちのよい風。いろいろな「初めて」と鮮やかな景色は、強烈な体験となって記憶に刻まれている。

土曜日の早朝に出発して圏央道で高速道路デビューをした。80キロを出したのも初めてであり、クルマでは何度でも走っている道が全く違った景色になった。

海老名JCTを南下、R134の海沿いまで来てやっと赤信号で停車した。止まってホッと一息ついた瞬間、ハンドルに響いてくる単気筒エンジンの振動で手が痺れていたのにやっと気付いた。その後乗り慣れてきてからは、振動で手が痺れるようなこともハンドルの振動が気になることも無くなったので、やはり緊張して手にも変な力が入っていたのだろう。それくらい最初の高速道路は冒険であったのだ。

そこからR134~西湘バイパスと小田原まで走り、箱根ターンパイクに辿り着いた。
ETCが使えないターンパイクには高速道路には無かった料金所という試練があった。先払いのターンパイクでは、停車して、手袋を外し、財布を取り出し、小銭を選んで、人に渡し、領収書を受け取って、財布をしまい、手袋を付けて、発進しなければならない。手順が多くて焦るのだ。

ここでスタンドを立てなかったのが失敗であった。両足を地面に付けて体を真っ直ぐにしているうちは車体を支えることはたやすい。しかし、財布を探してワタワタしているとやはり車体の保持がおろそかになる。よそ見をしているうちにハンドルがゆっくりと切れ、車体は傾き、財布に手を掛けていて支えることが出来ず、そのまま料金所のスタッフの目の前で転かしてしまった。

箱根ターンパイク
箱根ターンパイク

幸いハンドルの先端部が地面に当たってクラッチレバーの先端が折れたくらいで、傷が付いたり、走行に問題が出たりすることはなかったが、人前での立ちゴケはあまりにも惨めだということをここではっきりと学んだのである。

後にいくらクルマが並ぼうが絶対に焦ってはいけない。冷静にスタンドを立て、落ち着いて支払いをし、雄大な気持ちで手袋を付けて、発進する。身をもって得た教訓である。

一度やらかすと、開き直りなのかその後は淡々と楽しく走ることが出来た。
柿田川湧水
柿田川湧水

f:id:aoa30:20220218020503j:plain
朝ごはんとも昼ご飯とも言えない時間に沼津港に到着。丸天で海鮮丼を食べて出発。

出逢い岬
出逢い岬でゆるキャン△ごっこをし、

f:id:aoa30:20220218011956j:plain
河津七滝ループ橋を眺める。

下田バーガー
下田の道の駅で下田バーガーを食す。金目鯛の味の濃さと、ソースと、カマンベールチーズの絶妙なマッチングが実に良い。
お土産のゼリーやらみかんワインやらを買い込むもリュックが重くなりちょっと後悔した。

夏
下田からちょっと離れた温泉旅館に泊まった。早起きして出発したのでちょっと早めに到着。バイクをどこに駐めれば良いか聞いたら納屋に入れてもらえた。ありがたい。
真夏の青と緑を眺めながら畳でウトウトする日本の夏の原風景。夏場に温泉に入るのはちょっとしんどくもあるが、1日バイクに乗ってきた埃と汗を流すととても気持ちがよかった。

夕餉
部屋食でのんびりの夕ごはんもgood. ビール飲んで即寝。

翌日は伊豆半島の東側を北上していった。
大室山
お椀を伏せたような形が目を引く大室山に登った。伊豆大島から相模湾、富士山をぐるっと一望出来る素晴らしい景色。

f:id:aoa30:20220218012210j:plain
晴天の伊豆スカイラインから、御殿場に抜け、

P7185172.jpg
三国峠を越えて山中湖~道志みちで帰宅した。

このSTちゃんの緑色とクラシカルな雰囲気が自然の風景と非常に相性が良く、より好きになったのであった。