迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

【C97告知】飛行機の脚の写真集第4弾を頒布します

飛行機の脚が大好きで作った写真集「Landing Gears」の4巻目を作りました。
2019年冬コミC97で頒布いたします。

飛んでいるときには必要がないけれど、離着陸には絶対に必要になる着陸装置。
滑らかに仕上げられた機体から突き出すメカメカしく飾り気の無い「脚」は、無駄を削ぎ落として露わになったその飛行機の本質といっても過言ではありません。そんな脚を眺めていると、その飛行機に求められるミッションや開発の物語が浮かび上がってきます。

メカメカしい「脚」から見える飛行機の世界を堪能下さい。

スペース

- C97 4日目 12/31(火曜日)
- 西2ホール く-31b
- サークル名: 迎え角30deg.

C97新刊:Landing Gears Vol.4

収録機 (14機)

今回はイギリス機がたくさん入りました。特徴的なイギリス機の「脚」は本を作るのも楽しかったです。

  1. Panavia Tornado
  2. Lockheed Martin F-35 Lightning II
  3. McDonnell Douglas F-15 Eagle
  4. Hawker Siddeley Harrier
  5. Hawker Siddeley Kestrel
  6. Avro Vulcan
  7. Handley Page Victor
  8. English Electric Lightning
  9. SEPECAT Jaguar
  10. de Havilland Mosquito
  11. Mikoyan-Gurevich MiG-23
  12. de Havilland Sea Vixen
  13. Rockwell B-1 Lancer
  14. Convair B-58 Hustler

サンプル





本の詳細

  • B5横フルカラー
  • 28ページ
  • 頒布予定価格 500円
  • 発行者 いけち (@aoa30)

書店委託

メロンブックス様で取り扱って頂けることとなりました。既に予約が始まっておりますので、冬コミに来られない方はこちらからよろしくお願いいたします。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=594630www.melonbooks.co.jp


よろしくお願いいたします。

【とびもの学会告知】 アメリカの航空博物館ガイド本を頒布します


エアミュージアムコレクション

かねてより作りたかった「アメリカの航空博物館ガイド本」がやっと出来ました!
2019年3月3日、ハイライフプラザいたばしで開催される「東京とびもの学会2019大会」にて頒布いたします。


スミソニアン博物館や国立空軍博物館など有名どころから、地方の小さなローカル博物館まで12館を収録しています。展示や館内の雰囲気が感じられる写真と、それぞれの博物館へのアクセス方法、飛行機好きならニヤッとするようなスポットの情報などを詰め込みました。

また、アメリカで航空博物館に行こうとすると、どうしても車の運転は避けることが出来ません。レンタカーの借り方や給油の方法、運転ルールの簡単な紹介など、ドライブに役立つ情報も掲載しました。

駐在員生活をしているときに航空博物館巡りばかりしてものの総決算になります。これまでflickrtwitterにぽろぽろと投げていた「アメリカの航空博物館すごいぞ!」っていう思いをなんとか1冊にまとめることができ、ひと区切り付けられたかなという気持ちです。是非とも手にとっていただければ幸いです。

新刊「エアミュージアムコレクション」


表紙: Museum of Flight

  • B5フルカラー
  • 62ページ!!
  • イベント頒布価格 1500円
  • 発行者 いけち( @aoa30 )

サンプル





イベント頒布 - 2019年3月3日

  • 東京とびもの学会 2019大会 @ハイライフプラザいたばし
  • サークル: 迎え角30deg.
  • スペース: H1

書店委託

今回もメロンブックス様にて取り扱っていただけることになりました。会場に来られない方は是非こちらからよろしくお願いいたします。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=481546www.melonbooks.co.jp


よろしくお願いいたします。

【C95告知】今年も「飛行機の脚」の写真集を作りました


みなさん脚は好きですか。僕は好きです。

飛行機の脚が大好きで作った写真集「Landing Gears」の3巻目が出来ました。2018年冬コミC95で頒布いたします。

飛んでいるときには必要がないけれど、離着陸には絶対に必要になる着陸装置。その飛行機の用途や特性に合わせつつ、飛行機の性能を最大化するため、出来る限り軽く、出来る限りコンパクトに、という創意工夫が詰まっています。
滑らかに仕上げられた機体から突き出すメカメカしく飾り気の無い「脚」は、無駄を削ぎ落として露わになったその飛行機の本質といっても過言ではありません。「脚」から見える飛行機の世界を堪能してもらえれば幸いです。

C95新刊:Landing Gears Vol.3

表紙: Boeing 787

収録機 (12機)

旅客機、輸送機、戦闘機、古今東西の脚を収録しました。

  1. Boeing 787
  2. Grumman F-14 Tomcat
  3. Lockheed C-5 Galaxy
  4. Boeing C-17 Globemaster III
  5. Vickers Valiant
  6. Mikoyan-Gurevich MiG-15
  7. Boeing 727
  8. General Dynamics F-16 Fighting Falcon
  9. North American P-51 Mustang
  10. Lockheed L-1049 Super Constellation
  11. Fairchild Republic A-10 Thunderbolt II
  12. Grumman A-6 Intruder/Northrop Grumman EA-6B Prowler

サンプル





本の詳細

  • B5横フルカラー
  • 34ページ
  • 頒布予定価格 500円
  • 発行者 いけち (@aoa30)

C95頒布情報

今回のコミケは抽選漏れでしたが、幸いなことに委託させて頂けることとなりました。

twitter.com
冬コミの当落発表で抽選漏れとなり、もう作るのやめようかなとガックリしていたところに、ぼろ太さんより「委託で置きませんか、私が読みたいので」とお声掛け頂き、Vol.3を完成させることが出来ました。ありがとうございます。

書店委託

メロンブックス様で取り扱って頂けることとなりました。冬コミに来られない方はこちらからよろしくお願いいたします。
https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=450409www.melonbooks.co.jp


よろしくお願いいたします。

南関東の重力式コンクリートダムを見に行く

引っ越してきて南関東~甲信越エリアのダムにアクセスしやすくなった。ドライブがてらいくつかダムを回ったのでまとめておく。

小河内ダム

Ogochi Dam
奥多摩重力式コンクリートダム堤体も大きくて迫力があるのだが、いかんせん真横からしか写真が撮れず盛り上がりに欠ける。代わりに堤体とは別の場所に設けられた非常用洪水吐が大変立派でかっこいい。

深城ダム

Fukashiro Dam
大きなダムではないのだが、谷間にきれいな三角形に作られた正統派重力式コンクリートダム。その美しい姿を正面から見られるところに道路が通っているのが◎

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2018年夏シアトル旅行の変わらない景色

2018年8月、遠くに出かけなければならないという強迫観念に駆られ、シアトル旅行に行ってきた。仕事の都合で2016年3月まで住んでいたシアトルだが、それ以来の訪問だ。駐在期間が約1年半であったが、もうそれより長い期間が経っている。日本に戻ってきてから怒濤の日々だったので、改めて文字にすると驚くところがある。

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目的はシアトルエリアの航空博物館の再訪と、ある種のケジメみたいなものであった。もともとはシアトルに行ったことがない人を手配・車の運転付きで連れ回すという企画でもあったのだが、あまりにも突発すぎて一緒に行ける人が見つからなかった。かくしてお気楽な一人旅となった。

ボーイング社工場見学ツアーに参加し、博物館を巡り、以前に住んでいたところを訪れた。3年前の生活圏内を訪れたのは金曜日の夕方であった。日常的に買い物をしていたスーパーマーケットに入った瞬間、突然タイムスリップした気分になった。店内のにおい、音、棚の並び、買い物の度に眺めていた野菜の陳列、朝ご飯のためにいつも買っていた冷凍食品・・・どれも以前に見て・聞いて・嗅いで・感じたものと変わっていなかった。金曜の夕方、その週の仕事を終え、会社の帰りにスーパーに寄り、食材やビールを買い求め、ゆったりとした気持ちで週末に向かう、あの頃の自分がふと重なってきた。そのまま以前に住んでいた家に帰ってしまうような感覚を覚えた。

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自分は再訪した景色が何か変化していることを無意識に求めていたのだろう。かつて見ていた空間が変化していることを期待し、この2年半の自分の変化に勝手に投影しようとしていたのだ。

でも、今回出会った景色は変わっていなかった。もちろん細かなところをはいろいろ変わっている。レジのクレジットカードリーダは磁気ストライプのスキャンからICチップの認証に変わっていたし、潰れたスーパーの跡地はスポーツクラブになっていたし、日本食材を扱うスーパーの棚には「米にかけるための醤油」が増えていたし、自分の住んでいたアパートメントの駐車場には見たことがない車が止まっていた。
それでも、その場が持っていた空気はなにも変わっていなかったのだ。

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私はこの8月末で転職する。自分は「変わる」んだと思っていたし、実際に転職活動をしたことで「変わった」と思いこんでいた。でも、今回の旅行で見た景色は「変わらないもの」を強く叩きつけてきた。ちょっとショックだった。

しばらくはシアトルを訪れることはないだろう。今度訪れるときは、変わったもの・変わらないものを楽しんで感じられるようになっていたい。それにどれくらい時間がかかるのかは分からない。

千刈ダム

Sengari Dam
兵庫県にある重力式コンクリートダム。表面が石張りとなっている歴史のあるダムで、堤体を流れる水が白い飛沫となってとても美しい。

Sengari Dam
現存する最古のスライドゲートが17門整然と並ぶ。
もっとも、ダムは満水で閉じているゲートの上から越流してるという具合だった。

Sengari Dam
このダムは鉄道でもアクセスしやすい。JR福知山線道場駅からのんびり歩いて30分ほどだ。山奥まで車で行かないと立派なダムは見られないという先入観があったが、こんなにもアクセスの良いダムもある。急峻な山地に生活圏が迫っているこの地域ならではといえよう。

Sengari Dam

アイカツ武道館から1ヶ月、思い返しての今。

アイカツ!ミュージックフェスタ in アイカツ武道館(以下「アイカツ武道館」)から1ヶ月が経とうとしている。富士急ハイランドでのラジカツスターズ!公開録音も終わり、収録された番組も放送された。アニメのアイカツスターズ!も最終回の放送を残すのみとなっている。こんな時期だが、1か月前のアイカツ武道館のことを振り返って書き残しておきたいと思う。未来の自分のために。

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2月27日、28日のアイカツ武道館は幸いにも両日参加できた。語彙力が破滅的になり申し訳ないなのだが、本当にすごいイベントでセトリを見返してもよくもまぁこんなヤバい構成を作り上げられたものだと思う。今でも思い返すと脳味噌の中がショートしたようになり、あれは本当に現実だったのかあやふやになってしまうことがあるので勘弁して欲しい。

このアイカツ武道館で印象深かったのは、閉幕後にボロボロ泣くかと思っていたのが、何というかものすごくすっきりとしたポジティブな気分になっていたところだ。

当然、ライブの最中はもう必死だった。あかりちゃんの成長ムービー付きSTART DASH SENSATIONで(今年も)泣いたし、輝きのエチュードで泣いて、せなななせのMessage of a Rainbowでアニメ本編がフラッシュバックして泣いて、その後26代S4が順々にS4制服で登場したところで嗚咽を堪えられなくなった。S4制服をまとったせなさん一人で歌い上げられたMUSIC of DREAM!!!あたりで、手に持っていた武道館タオルが吸い込んだのは汗より涙の方が多くなり、そこからダイヤモンドハッピー、ドラマチックガール、AIKATSU GENERATION、SHINING LINE*、STARDOM!、カレンダーガール、アイドル活動!(書いてるだけで手が震えてくる)と、もうパワーのある曲の応酬になすすべなくエンディングを迎えた。

自分がどこで泣いたかなんていう話はどうでも良いのだが、はっきりと記憶しているのは、閉幕後に「終わりで悲しい」という感情が無かったということだ。この2日間が始まる前は「これが最後だね」とお別れパーティのような気分でいたのに、終わってみたら憑き物が落ちたようになっていたのである。

その理由を思い返してみると、アイカツ武道館のステージ上から発せられていた、集まった演者、スタッフ、参加者、そしてその場にはいなくてもアイカツ!を見た全ての人が、それぞれ「アイドル」であり、これからも各々の「アイドル活動」を続けていくんだよ!という強いメッセージのおかげだろう。
いちごちゃん・あかりちゃんたちのアイドル活動は今も続いているだろうし、ゆめちゃんたちのアイドル活動もまだまだ続くだろう。STAR☆ANIS、AIKATSU☆STARS!の歌のおねえさんたちもこれからそれぞれの道で輝いていくはずだ。そして、「アイドル活動」で輝き続けていく面々の中には我々参加者も含まれているということをこの2日間で受け取ったのだ。崖を登るメンタリティがアイドル活動なら、これからの人生何だってアイドル活動だ。

結果としてものすごく前向きな気持ちでアイカツ武道館という一区切りのイベントを乗り越えることが出来た。あの時間、あの場所で、想いを積み上げて共有できた全ての人にありがとう。この出会いにありがとう。


武道館公演の翌日に放送されたアイカツスターズ!96話「みんなで輝く!」は完全に武道館3日目だった。ゆめちゃんとせなちゃんの成長がシンクロし、せなソロのMUSIC of DREAM!!!がフラッシュバックしてテレビの前でまたウンウン泣いていたのは別の話である。