南関東の重力式コンクリートダムを見に行く

引っ越してきて南関東～甲信越エリアのダムにアクセスしやすくなった。ドライブがてらいくつかダムを回ったのでまとめておく。

小河内ダム

奥多摩の重力式コンクリートダム。堤体も大きくて迫力があるのだが、いかんせん真横からしか写真が撮れず盛り上がりに欠ける。代わりに堤体とは別の場所に設けられた非常用洪水吐が大変立派でかっこいい。

深城ダム

大きなダムではないのだが、谷間にきれいな三角形に作られた正統派重力式コンクリートダム。その美しい姿を正面から見られるところに道路が通っているのが◎

合角ダム

秩父の北の方に位置する水利ダム。果たしてこのあたりは南関東なのか。堤体全面から越流しそうな形状だが、中央の2区画が1段下がっていてここだけが非常用洪水吐となるオシャレな構造。ダム上にも下にも駐車場が整備されていてしっかり堪能できる。

浦山ダム

…カレー
ダム自体は再訪になるが、前回食いっぱぐれたダムカレーをやっと食べられた。浦山ダムカレーの写真をツイートするとコーヒーが1杯サービスになるのでツイ廃に優しい。

滝沢ダム

ダム前の大きなループ橋からお約束のアングル。こちらも再訪だったが、これぞ重力式コンクリートダムという重量感と迫力のある姿を、空中回廊から眺められるという体験は何度来ても最高だ。

琴川ダム

多目的ダムとしては日本で標高の最も高いダム。細い山道をうねうねと登っていくとドドーンとこの大きなダムが姿を現す。よくこんなところにこんな大きなダムを造ったなと感動することしきりである。天端からの眺めは絶景。是非とも山道をのんびりとドライブしながら訪れて欲しいダムだ。

坂本ダム

横川から軽井沢へ駆け上がる碓氷峠の旧道のほとりにあるダム。このダムはちょっと変わり種である。もともと砂防ダムとして作られたものが、改修されて水利用ダムとして生まれ変わったのだ。堤体下流面が普通の重力式コンクリートダムに見られない急角度になっていたり、越流口にR面取りがされていなかったりと砂防ダムらしさが残っている。天端には鉄道をイメージした鉄橋が架けられており素敵だ。