迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

LOUIS GARNEAU LGS-CTR 2007年度モデル

年も暮れになってくると、自転車の新年度モデルが登場する頃。
自分が今のロードバイクを買うために注文メールを出してから、ちょうど1年になるということで自分が乗っている車種の2006年度モデルと2007年度モデルを比較してみようと思う。

LOUIS GARNEAU LGS-CTR

↓こっちの白いのがうちの愛車です。

LGS-CTRのコンセプト「コンパクトなフレーム設計で乗りやすく、シマノティアグラ組みでコスパ良しのファンライドロードバイク」はそのままのようですが、スペックが意外と変更になってます。

カラーリングがちょこっと変わりました。2007年のルイガノの自転車の統一デザインですが、フレームに型番がトップチューブからはみだす程大きく書かれています。ホワイトモデルはこれで割りとデザインのバランスが取れた感じがします。
シートチューブは「RACING SPORTS」と変更されています。ちょっと大げさで恥ずかしい(笑)
そしてフロントフォークがフレームと同じ色になりました。2006年度モデルはカーボンのフェイク(?)か黒でしたが、フレーム色になったことで車体全体が明るい色使いになりました。

大きな変更はSHIMANOの新TIAGRAを搭載していることです。9速というのは変わりませんが、上級コンポからの技術がフィードバックされてきているのでそれなりに進化していると思います。10速のSTIの使い心地がかなり気に入ってしまっただけに新TIAGRAのSTIはちょっと羨ましい。
それと、クランクセットが黒からキャップレスデザインのシルバーになったことで、色が浮きがちだったクランクが溶け込んで自然な感じがします。カラーリングの変更と合わせて、2006年度がコントラストきつめだったのに対し、2007年度はやわらかい色使いになった気がします。

2007年度のスペックに関してまだ情報が何種類もありますが、クランクセットはTIAGRAの52/39tのようです(2006年は50/39t)。
これがとても疑問なところで、入門向けロードバイクのくせにアウターの52tをつけることは意味がないと思うのだが・・・。せっかくシマノがTIAGRAグレードのコンパクトクランクを出してくれたのだから、入門者向けとして50/34tにすべきではないでしょうか。貧脚の入門者ほどコンパクトクランクの恩恵を受けられると思う。

写真では分かりにくいが、もうひとつ大きな変更があります。実はタイヤの幅が23mmから25mmに変更になっています。
タイヤの細さは、走りの軽さと乗り心地のよさのトレードオフで決まります。細いほうが軽く走れて、太目のほうが衝撃を吸収しやすく乗り心地がいい。2007年は乗り心地重視にしたようです。52tのアウターギアと矛盾するような気がしますが、衝撃がしんどくて自転車をやめてしまうのは惜しいので入門向けとしてはいい選択かもしれません。

細かいですが目立つ変更点がサドルです。2007年度は厚ぼったいのに変更されています。座り心地は良さそうですが、見た目がちょっと。

重量は2007年度が10.1kg、2006年度が9.7kg。少し重くなってます。
定価は同じなので、今年もおそらく売価は10万円以下で、ロードバイクのエントリーモデルという立ち位置となりそうです。

今度は、うちにロードが来てちょうど1年の日に自分のロードバイク紹介をしようかと思います。