迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

いろは坂駆け上る

いろは坂を登ってきました。
何となくすごく恐ろしい印象があったこと、自分の体力に全く自信がなかったこと、自転車のギア足りるのか不安だったことがあって、体力の消費を抑えるべく日光駅まで輪行というへたれプランで挑戦しました。駅のコインロッカーに輪行袋とか余分な荷物を放り込んで軽量化。いざ走行開始。
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観光客で混雑する東照宮付近を抜けて10kmほど走るといろは坂の入り口に入ります。ここまでも10%近い上りがだらだらと続くので調子乗って飛ばすと結構辛いです。手前の休憩所で一休み。
日光駅あたりからこのあたりまでは紅葉がきれいでした。いい季節です。出発前にちょっとギア回りの調整をしたので変速が快調。特にロー側で回転が良くて心地よいです。

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いろは坂登ってる途中。恐れていたほど坂道はきつくなく、常に10〜15km/hくらいで登っていけました。ケイデンスは60ちょいくらいだったかな。標高がぐんぐん上がって見えてくる景色が広がっていくのが気持ち良かった!ちょっと坂道にはまるかも・・・。

道は第2いろは坂(上り)と第1いろは坂(下り)と分かれていてそれぞれ一方通行。上りは2車線あって、自転車を追い抜いていく車も余裕を取ってくれてストレスかからなくて良いです。
車の波が過ぎ去ると、自分の呼吸と自転車の軽い走行音しか聞こえない世界になります。自然の中に溶け込むような気分になれる自転車だけの楽しみを実感しました。

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ちょうど半分くらいのところにある展望台で休憩中。この写真の左上奥から走ってきたと考えるとすごく楽しい。
車に乗ってる人から好奇の視線を受けました。友人はこの辺走ってるときに車の人から応援されたらしい。

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標高1269m。淡々と登ってトンネルを抜けるとちょっとした下りがあって、気づいたら中禅寺湖に到着していました。予想より楽に登れてしまいました。ホント爽快。
お昼ごはんに手近なお店に入って舞茸天丼ぺろり。お腹空いてたので写真を撮るのも忘れてました。いつも通りです。

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小学校の修学旅行以来に華厳の滝を訪問。見覚えのある展望台もそのままでちょっとノスタルジックな気分になりました。あー、ここで写真撮ったなぁ…などと。

しかし、山の上は寒かった。ウィンドブレーカーを着込んで下りに備えました。
第1いろは坂の下りは上りより少しきつい感じ。ヘアピンのガードレールの向こうが崖っぷちで路肩に砂利が浮いててかなりスリリング。今日は、バスを先頭とした自動車列がいたので安全なスピードで下ることができました。自転車だけだったら調子に乗ってスピード出して怖いことになってたかも。最後の下りストレートで約60km/hを出してあばばばとか叫びながら無事いろは坂を攻略しました。

体力に余裕があったので日光駅で荷物を拾い宇都宮まで自走で帰還しました。