迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

Make Tokyo Meeting 04

ものづくりのお祭り、Make Tokyo Meeting 04に行ってきました。
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今回の会場は東工大。近くて行きやすかったです。

twitterのTLにも参加してる方や見に行くという方が割といたので、お会いできるかな?と淡い期待を抱きつつ向かいました。気に入った作品の紹介とともにレポートをば。

まずは大きな一つの空間となっている体育館から回ります。
入ってすぐに東工大のものづくりサークルMeister人力飛行機のFBWとエコノムーブを展示されていました。いろいろ鳥人間っぽい質問をかましてビビらせてしまいましたw。午後に後輩たちがきて作業場見学をしていったらしいです。

次にスケッチサイエンスさんの物販ブースへ。買い物に行くという訳ではなく(スミマセンw欲しいものは色々あります!)、twitterのアイコンとアカウント名が入った名札を作っていただいるということでしたのでそれを受け取りに行きます。
名札はクリアファイルにまとめられていて、スイッチサイエンスさんをフォローしている方々がずらりと並んでいました。twitter本家にもこんな一覧機能が欲しいものです。

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ニコニコ技術部より尻Pこと野尻さんの衛星追尾アンテナと空飛ぶ縞パ・・・もとい羽ばたき機。目の前で飛ぶところをみることが出来ました。図面も頂いたので是非自分でも作ってみたいと思います。
ニコニコ動画フライトしてる動画が上がっています。必見。

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こちらもニコニコ技術部ささおさんのソインスウブンカイカメラ。カメラで読み取った数字が素因数分解されてARで表示されます。サイバー!先日NHKスペシャルリーマン予想の特集があったことから注目を浴びてたようです。

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ニコ動やITmediaなどで取り上げられて話題になった秋月パルス。心拍を測定して「頻脈なう」「俺昇天なう」などとTwitterに投稿する素敵ガジェットです。
測定の仕組みを聞いてみたら意外とシンプルでした。ってか家にもこの赤外線センサあるから今度テストしてみよう。

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次世代自転車を考える会。
ユニークな自転車を試作しては走り心地を試しているグループのようです。上の写真はうつぶせになって載るモノ。試しに乗せてもらったのですが、スーパーマンのような姿勢はとても気持ちよさそうでした。
面白いのは軸受けやパイプの継ぎ手を規格化して、角度を調整したり長さを調整したりが簡単にできるようなシステムを作り上げていること。これで操作性や乗り心地を研究?することが出来るとのことでした。自転車のラピッドプロトタイピングシステムと言えるのでは。

続いて光り物などが展示されてる別の建物に移動します。ニコニコ生放送テスラコイルでの音楽演奏、美大の展示など視覚・聴覚に訴えてくる作品が集まっています。

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自転車のスポークに取り付けるバーサライタ。3色LEDを用いて鮮やかに模様を浮かび上がらせていました。車体側にマグネットを設置して車輪の回転速度によって位相がずれることがないようになっています。
これだけ明るく輝けば車からの視認性も抜群ですな。

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今回1番気に入った“写心機”。コンセプトは「人心を写し取る機械」。
iPhoneのタッチパネルでそのとき思い浮かべた漢字を手書きで入力し、スクリーン上に置くことで転写、地図上の好きなところにその文字を埋め込むことでいろいろな人の思いを表した地図が出来ていくというモノです。
手書き入力したiPhoneをスクリーンに置くと"カシャッ"とその手書き文字が写し取られ、上の写真のように文字認識された結果がぐるりと表示されます。それを指でするすると引きずっていき好きなところに置くという操作。動作が素敵でした。
動作を聞いてみると、スクリーンの下にプロジェクタと赤外線ランプと認識用のビデオカメラ、iPhoneの裏にARマーカーなど巧妙な仕組みで実現できておりとても面白かったです。

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会場の様子。初日の午前中はマシでしたが、時間が遅くなるにつれて人に当たらずに歩くのが難しいくらいの人出になっていました。

今回Twitter名札をつけてウロウロしていたのですが、顔は分からなくてもアイコンなら分かる(笑)というのは多く、「いつもtwitterでお世話になっております」「いえいえこちらこそ」みたいな謎な挨拶があってそこから話が盛り上がることもあり、とても楽しめました。コミュニケーションとってこそのMakeですな!

Makeに参加して感じた、Makeをもっと楽しむ方法は、
 ・展示してる人に話しかけてみる。裏話とか聞けるかも。
 ・おお!っと思ったら「おもしろい!」「すごい」と言う。みんな笑顔。
 ・Twitterやってるなら、見学でもアイコンの入った名札は必須。意外な人から話しかけられるかも。

見てるだけでも楽しいですが、コミュニケーションを心がけるとより密に楽しめました。

今度こそ展示側に・・・。

他にも面白かった物を写真撮ってPicasaにまとめているので、こちらもどうぞ。
Make Tokyo Meeting 04