迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

久々に試験飛行へ


<フライトビデオはこちら>
後輩達のチームが試験飛行を行うとのことでお邪魔してきました。
2008年度は鳥人間コンテストは書類審査落ちして大会出場はかないませんでした。その後、斯く斯く然々のことがhogehogeして、機体の製作がずっと遅れてしまっていたのです。チーム内でも試験飛行をいつ行うかなど揉めていた時期もありましたが、今度はあれこれが云々という状態になりそうと言うことで、この時期に試験飛行を行うことに。
今回は初めてということで、滑走試験→ジャンプ飛行の予定だったのですが、最初の転がしの時から速度がついてしまい、いきなり浮上。次の回からジャンプとしてテストを続けたのですが、風圧中心と重心位置の場所がドンピシャで当たったらしく、水平に浮上し、水平飛行中の安定性も抜群でした。左右の翼のたわみも問題なし。素性のいい機体でした。


台風通過翌日で天候がとても不安だったのですが、風はほとんど無風で吹いても2m/sぐらい。乱れることもなく安定した北よりの風でした。空模様がちょっと不安定で、組み立て中に小雨がぱらついたり、撤収後に土砂降りになったりと不安定なときもありましたが、組み立てが完了してフライトさせるときには青空となっていました。メンバーの日頃の行いが良かったのでしょうか。
残念ながら富士山は望めませんでした。

試験飛行の経験者が少ない中、組み立てからテスト中までメンバーの動きが良く、しかも安定したフライトを見れて、久々に気持ちの良い試験飛行でした。本人達も来年に向けてモチベーションが上がると思います。
個人的には、機体の重心位置測定後の主翼位置の調整の時に、測定データを見てその場で重心位置を概算+過去の経験から変更量をアドバイスし、その結果機体の安定が決まったのもとても嬉しかったです。