自転車ツーリングのときに、重い思いをすることなく一眼レフカメラを持ち歩くことが出来るようフロントバッグを購入しました。ハンドル側に取り付け具を固定して、バッグ側の金具をバチッとはめ込むタイプです。
ブルホーンハンドルにしているので、STIのシフトワイヤとバッグが干渉することはなかったのですが、予想していたとおりヘッドライトを付ける場所が無くなってしまいました。
ハンドルからサイクルコンピュータやライトを持ち上げて取付ける金具も売っていますが、バッグが開けづらくなる、地図が見にくくなる、自転車が醜くなる、ライトが路面から更に遠くなるとデメリットしか浮かびません。ハブ軸のナットに取付けるステーもありますが、位置が低くなりすぎるのでライトの明かりを見て、自転車として認識してもらえないリスクがあります。そんなところに棒が付きだしてたら蹴っ飛ばしそうだし。
そこで、フロントバッグにヘッドライトを取付けるためのステーを作ってみました。バッグの上部は開口部と干渉するのでバッグの下面側に取付けます。大げさにならずシンプルに、そして丈夫に。
ホームセンターで買ってきた金属プレートに塩ビパイプをボルトで固定します。
自転車用なのでアーレンキーで締められるキャップボルトにしました。この塩ビパイプがハンドル代わりになります。
フロントバッグ側の背面に付いてるブラケットのボルトを外して、金属プレートを挟み込んで締め直します。
キャップボルトの頭がぶつからないようプレートを少し曲げました。また、塩ビパイプには滑り止めのために自己融着テープをグルグル巻きにしています。
ライトを上下逆さまに取付けて完成。
ちなみに、ライトは、GENTOS SG-355B + Bikeguy バイクライトホルダー
目立つステーを付けることなく良い高さにライトを固定することが出来ました。ハンドルを切ってもどことも干渉しません。
バッグの下に発光部がくるので、点灯してもまぶしくありません。また、常用のスポットビーム寄りではバッグと干渉することもありません。
追加したステー自体はバッグの底面までしか伸びていないので、ライトを外せばバッグを普通に置くことが出来ます。
これで安心してツーリングに出かけることが出来そうです。
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フロントバッグ+ヘッドライト |