迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

マクロスF YF-29 製作その1

劇場版マクロスF サヨナラノツバサを見に行った帰りに買ったYF-29を作り始めました。
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作り始めましたとは言っても、だいぶ進んだ状態なのですが。机の上が汚くて写真を撮ろうにも場所がなかったのです。
パーツ毎に塗っていって最後にくっつける予定なので、上の写真は仮組みです。はめ合い部は押し込んでいません。

今回、初めてバンダイのプラモデルに手を付けました。ガンプラってやったこと無いんですよね、実は。
バンダイの技術力が惜しみなく投入されている多色成型に、接着剤のいらない組み方。飛行機プラモとか自動車プラモしかやったことの無かった自分には、ある意味ショッキングでした。湯口の跡も組んでくうちに隠れてしまうという親切設計。いやぁ、こんな世界なのかと。
シールド(盾)になる部分(双垂直尾翼の間)の白と赤の塗り分けが、パーツの分割になっていて、なおかつそれがピッチリとはまるんだから恐ろしいことです。あっぱれ日本の技術。

と、すごいなぁすごいなぁと唸っていたのですが、付属するデカールを見て愕然としてしまいました。なんとシール。台紙からぺろっと剥がして貼るだけのシール。え、水転写デカールじゃないの・・・なにこの厚さ・・・と。400円のF-toysの食玩だって水転写デカール付いてるよ、難しくないよ。(食玩のU-125のデカールは2mmx2mmくらいのもあった)

作りやすいモデルに乗せられてすいすい作っていくのも、ありなのですがちょっとツマラナイ。というわけで、せっかくの多色成型ですが全部塗ることにしました。ただ、デカールがアレなので「あまり気合いを入れない程度」に塗るということにしました。

2011319_2.jpg
んで、塗料を買おうとしたら水性塗料のリストしかないのね。これもびっくり。有機溶剤吸ってラリっちゃわないようにするバンダイの心遣いなんでしょうなぁ。
だいたい説明書の通りに白は、ホワイトに若干のグレーとクリアーブルー、赤はシャインレッドに黒とクリアーブルー。写真ではそうではないですが、赤が朱色よりで何となく国鉄ディーゼル機関車みたいに。もうちょっとブルー入れれば良かったなぁ。塗っちゃったものは仕方ないのでこのまま突き進みます。この辺が「気合いを入れない」ってところか。
でも、できるだけあのシールを使いたくないので塗れるところは塗ってみる、とちまちましたマスキング作業をこなしました。上の写真みたいに模様が割ときれいに出たので個人的には満足。

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仕上がりが単色の垂直尾翼だけ仕上がりまで加工してみました。エナメル塗料にて軽く墨入れしてシール貼り付け。上の写真の左側は前縁部のシールの白線より後縁側に透明部分が残っており若干目立つのが気になります(写真だとあまり見えないけど)。右側は透明部を出来る限りピタピタに切り落としましたので違和感が無くなりました。
SMSロゴも、その周りの白い三角形も周囲もぴっちりに切り落として貼っています。なかなか手間です。

その他の完了した作業:キャノピーの縁取りなど。

しかし、VF-25といい、このYF-29といいお鼻からキャノピー後ろあたりまでのラインが美しいですのぉ。
サクッと完成させたいところです。