自作PCのハードウェアを更新しました。マザーボードとCPUの交換です。
CPUがCeleronDからCore2 Duoにパワーアップされました。
マザーボードが13000円、CPUが14000円の27000円でした。予算が3万円でしたので、来るべきWindows7時代に向けて(Vistaスルー)メモリでも足しておくか。
パフォーマンスは素晴らしく改善しました。まぁ、元が酷かったんですけど。
動画のエンコードも、高画質動画の再生も全く持ってスムース。その他のソフトの動きもサクサクしていてかなり気持ちがよいです。しかも、発熱も少なく驚きました。技術の進歩を感じる限りです。
もう1点、驚いたのはOSの再インストールが不要だったことです。ハードウェアの根底から取り替えるイメージだったからクリーンインストールになるだろうと思っていたのですが、試しにOSの入ったドライブを接続したまま起動してみたところそのままウィンドウズが立ち上がりました。最初はドライバの整理が出来ていないためか解像度がおかしかったのですが、指示に従って何度か再起動を繰り返すうちに普通に動くようになりました。その後に新しいマザーボードのオーディオとネットワークのドライバをインストールしてハードウェアのセットアップは完了。ウィンドウズのライセンス更新メッセージが出るのでオンラインでポチッと接続してお終いでした。めっちゃ楽ちん。
再インストール前提ですべてのデータを別ハードディスクにコピーし、手持ちのXP SP1にXP SP3とHotfixを当てたWindowsのインストール用DVDを作成し、入れたいフリーソフトをすべてダウンロードした状態で二日がかりの大仕事を覚悟していた身からすると拍子抜けする簡単さでした。バックアップなどの準備にも時間がかかったのですが、再インストールをしなくて良かったうれしさですべて上書きされました。作業時間は2時間ぐらいですべてが済みました。
以下、パーツの写真など。
新しいマザーボードにCPU、メモリ、グラフィックボードを接続し試し起動をしたときの様子。以前はパーツの相性でここでアウト、みたいなことも多かったようですが、最近はそんなこともほとんどないらしい。
新旧マザーボードのインターフェースの比較。
新しいマザーボードではシリアルやパラレルなどのレガシーインターフェースをばっさりと切り落としてUSBが増殖しているのがわかります。シリアルやパラレルは無くなったわけではなくボード上にピンが用意してあるのですが、使いづらいので事実上無いような物です。ま、ほとんどいらないしね。
このマザーボードはS/PDIFの光角型出力が付いています。安価な物はデジタル同軸出力だけの物が多く、光出力は決め手の一つになりました。
以前の物にも光出力は付いていたのですが、音質が悪くオンボードの物は使わず、PCとSONYコンポをUSB接続する物の光出力を使っていました。ただ、如何せん物が古くUSB1.1接続であること、スペックが一切不明なことがどうも怪しくていい加減やめたいな、と思っていたところでした。今回、オンボードのオーディオチップも更新されHDオーディオとなっていたので、これからデジタルで音を取り出せばそこそこ良いだろうと判断し、コンポに直接接続できる光出力が欲しかったのです。
実際に接続してみると以前より音がクリアになった感じがします。デジタルだからオンボードサウンドでも、まともな音が鳴ってるんじゃないかと思っています。これも満足。
新旧CPUファンの比較。
なんとCeleronDのファンの方が背が高く巨大です。Prescottコアの発熱量の莫大さを如実に表しています。ちょっとはエコになったかな。