迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

旅行記1〜大分

8月頭に九州で学会があったのですが、そのまま行って帰るだけじゃもったいない!せっかく遠出するならいったこと見たこと無いところをうろつきながら帰ってこよう!と計画を立てレンタカーやら18切符やらでふらふらと旅行してきました。

8/1
学会に参加した後、研究室の先輩の親戚の別荘にお邪魔しました。
場所は大分県九重。レンタカーを借りて移動します。大分自動車道は車がいなくて真っ暗でした。
途中の真っ暗な山道で車を止めて満天の星空を眺めました。幸いにも新月で星の輝きがきれいに見えました。空気が凄い澄んでいて、こんなにきれいな星空を見たのは初めて。天の川がだぁっと広がってる様子とか、星が多すぎて星座が全然分からないのとか、流星を見つけたりとか。見てて鳥肌が立つようなすばらしい夜空でした。わいわいと酒を飲んで就寝。

8/2
翌朝起きると、なんとのどが痛い。標高が高いので朝方はかなり冷えた模様。Tシャツに短パンに腹に毛布を引っかけただけで寝てたのがたたったようです・・・。
朝ご飯を食べて、車で出かけます。

九重"夢"大吊橋
人道橋の吊り橋としては日本最大級とのこと。人が歩いてるからなのか風のせいなのかゆっらゆっら揺れてなかなかスリルがあります。渡りながらも、このワイヤーの張力ってどれくらいなのかなぁ、とか、柱の付け根はモーメントかからないから小さな金具になってる、とか、この橋の振動モードが、とか職業病を発症する仲間達。


離れてみた大吊り橋。\でけぇ!/
谷底まで一番高いところで173mあるらしい。自由落下すれば6秒弱。走馬燈は何年分ぐらい駆け巡るでしょうか。

近くの牧場でアイスクリームを食べ、いざ温泉の別府へ。
大分自動車道はまたもやがらがらで快走。あっという間に到着しました。

面白そうな温泉を見に行こうということで、

血の池地獄へ。酸化鉄や酸化マグネシウムが含まれているらしく真っ赤です。水温は78度。何を間違ったかトンボがたくさん水面で茹で上がっていました。南無。
この源泉が以前爆発したというのだから恐ろしい話です。爆発の被害の紹介をしていたと思ったら、いつのまにかこの温泉の成分から作った軟膏のセールスに突入している売店のおばちゃんのトークに感服。その場で思い立ったように買ってる人もいるのだから凄いです。催眠術だろ、あれ。

お昼ご飯〜

大分の郷土料理、だんご汁です。中央にあるのは巨大な麩。あまりのでかさにびっくりした。
"だんご"は汁に沈んでて見えませんが、帯状に伸ばされて入ってます。ウマウマ。

この後、一行は温泉(泥湯だっけか?)に向かったのですが、自分は眠気&体調の悪さがMAX。熱出てたかも。他の人たちが入浴してる間、休憩所のソファーでぐっすり寝てました。何のために来たんだ(笑)
帰りの車は、他の人が運転したのだけど(それまでは全部ウチの運転)、ちょっと飛ばしすぎで怖かった・・・。
別荘に戻って夕食を食べ風呂に入り、治すぞと気合いを入れてそそくさと就寝。ちょっと寝苦しかった。

8/3
起床。ちょっとのど痛いけど前日ほどじゃない。体調は普通。鼻水が少し出るくらいか。
と、自分は目が覚めたのですが、他の人たちは昨晩もだいぶ遅くまで飲んでたらしく11時前頃にやっと活動開始、昼食とも朝食とも付かないものを食べる。
別荘全体を掃除して荷物をまとめて出発!本日は福岡観光ということでそそくさと大分を去ります。
その途中で、

超いい天気。こんなに青い空と白い雲のきれいなコントラストを見たのは久しぶり。気持ちいい!!!


景色ものーんびりした感じに癒されます。


レンタカーは6人乗りレガシーでした。これに大人男6人+荷物6人分は正直しんどい。3列目を展開するとトランクはほとんど使用不能で、足下に置かざるを得ない状態。しかもミニバンと違って運転席と助手席の間にはご丁寧にシフトレバーがあって更に置き場がない。
苦しかったのはキャパだけじゃなくて走りも相当なものでした。加速しない、ブレーキが効かない、坂を上らないなどなど。完全に設計重量を越えてました。高速道路や山道の上り坂でエンジンをワンワン言わせながら走ります。時計の脇に瞬間燃費が出るんですが、山道では当たり前のように「2.0km/liter」などと出るわけで・・・このガソリン高の時代に!

他の面子は福岡観光をしたあとその日の夜の飛行機で帰京したのですが、自分は別ルートで旅行を続けます。博多駅で降りて分かれました。

続きはまた次の記事で。