もういやんなるわー。マイクソロフト。
昨日、宣言通りATOK 2008を購入しました。
学校に行く途中のヨドバシで買ってそのまま研究室に行き、自分のパソコン（Vista）にインストール。体験版で学習されていた内容もスムースに引き継がれ、再び文字入力の快適な環境が確立されました。
その日は、その新環境で気持ちよくレポート課題をバシバシと書いてある程度仕上げたところで帰宅。続きは家のパソコンにATOKをインストールして書こうと。学校のパソコンの環境設定データもエクスポートして移植する準備もばっちりです。
さて、帰宅して自宅のデスクトップPC（XP SP3）にインストール。再起動して辞書の移植やキー操作などの初期設定をします。これでインストール完了！と思ったところでなんとエラー。
「辞書が移行できません」「キー設定をIME風にできません」
なんだこりゃ。研究室でインストールしたときは全く問題なかったのに。何度かアンインストール/インストールを繰り返すもののいっこうに解決せず。しかもインストール後、起動するたびに毎回、初期設定プログラムが起動する。なぜだ！？
ATOKのサポートページを見てみると、半角英数字のみのアカウントで動作するかテストしてみんしゃい、とのこと。仮アカウントを作ってやってみるとなんとインストール成功。
メインで使っているユーザーアカウントに全角文字が含まれるのが問題だったようです。なんということだ。
一度使い始めたユーザーアカウントは、表示名は変えられるけど、「Documents and settings」フォルダ内の各ユーザーのフォルダ名は最初に指定したユーザー名のまま変更はされません。そのフォルダ名に全角文字が含まれていることで、この中に保存されている各ユーザーごとの環境設定データにアクセスができなくなってしまっているようです。
調べてみると、ユーザー名に全角文字を使うことによるトラブルは他にも多々報告されているようで鬼門だったらしい。。。だったら最初から半角英数字しか使えないようにしてくれればいいのに･･･。
このままではどうしようもないので、意を決してユーザープロファイルの移行を行いました。
手順は、
1. 作業用アカウントと移行先のユーザーアカウント（半角英数字）を作成という流れ。My Documentsの中身が2倍になるのでHDDに空き容量がないとできません。自分はDocumentだけで30GBもあったので、別のドライブに移したりしながら作業を進めました。
2. 一度PCを再起動して作業用アカウントでログイン
3. [システムのプロパティ]→[詳細設定]タブで[ユーザープロファイルの設定]
4. 全角文字アカウントから移行先のアカウントへプロファイルをコピー
5. ウマー
コピー作業にだいたい1時間ぐらい。サブノートを研究室に置きっぱなしだったので、深夜にレポートも書けない音楽も聴けないメールも読めないネットもできない、なかなか退屈でした。文花帖を読み返したり。
コピーが終わって、新アカウントでドキドキの初起動。起動してみると、お！予想よりしっかりとプロファイルがコピーされていました。細かな設定はずれてしまっている物の10分程度ですべて元通りに。ブラウザのOperaやメーラー、その他ソフトの設定も引き継がれてて満足。ATOKの設定も問題なく完了し、研究室のPCから持ってきた環境設定データもインポートして学習されていた内容もばっちり復元。
新アカウントが問題なさそうなので、全角文字アカウントの方を削除します。また、削除にも時間がかかって15分くらい。
よしよしすっきりしたぞと、ちょっとネットでもするかと思いOperaを起動したところ、なんとデフォルト状態に。ブックマークもニュースフィードもすっからかん。えええええええええええええええええええ、と確認してみると、なんと新アカウントに移った後も、Opera自体のプロファイルは全角文字アカウントのフォルダを参照していたようです。自分使用にカスタマイズしてきたOperaの設定が全部クリアー＼(＾o＾)／
ATOKがインストール成功したら徹夜ででもレポートを仕上げようと思っていたものの、テンションが、がー下がりでふて寝しました。チクショウ。
Operaの設定は研究室のPCにそのまんまコピーされているので復元はできるのですが、最後の最後までマイクロソフトの最悪仕様に振り回されたのが悔しかったです。
ま、バックアップのあるデータだけですんだからまぁよかったかな。メールとかが吹き飛んでたら最悪だしね。というわけでATOKインストール顛末でした。
これだけ一気に打ってもストレスが溜まらないATOKはやっぱりイイ！！
