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迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

イージーパッチの補修テスト結果

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パンク修理の際にチューブの穴を埋めるようにシールのように貼るだけで、ゴム糊で貼り付けるタイヤパッチと同じ役目を果たすというパナレーサーのイージーパッチ。
予備チューブとともにツーリングで持って走っていましたが、いまだに使ったことがありませんでした。

評判を調べると「使えない」とか「応急処置ぐらいなら」とか、はたまた「意外と持つよ」というのまで多岐に渡っていて実際にどの程度なのかよく分かりませんでした。今回、手元にちょうど鋭利なものでパンクしたチューブがあるのでそれを用いてイージーパッチの耐久性を試してみました。

イージーパッチで補修後の様子はこんな感じでした。

チューブ  :パナレーサー ブチルチューブ(18〜23C 48mmバルブ) 走行距離不明
タイヤ   :パナレーサー エクストリームヴァリアント(23C) 走行距離約2800km
環境    :室内安静(タイヤはスタンドで宙に浮いてる状態)
内圧     :8気圧
耐久期間 :約3日
約3日後にタイヤから空気が抜けているのが確認されました。
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空気が抜けた後のイージーパッチの様子です。
イージーパッチ自体が破れていません。チューブの穴のあるところから、パッチの縁に向かって放射状の空気の通る筋ができてしまっています。チューブの伸びとパッチの伸びの差からしわがよって、そのしわの部分の接着面が弱まってしまったのではないかと思われます。

空気の通り道は穴の左右にありますが、左側の方が本数も多く大きく広がっています。チューブの穴は、写真でチューブのセンターラインよりも本の少し左側にあるので、チューブの成型時に生じたパーティングラインが壁となったものと思います。パーティングラインが入ってるおかげで穴より右側はしわの大きさが小さかったか、パーティングラインの凸部が文字通り空気の流れの壁になったかのどちらかではないでしょうか。

このような接着剤にて貼り合わせる物は、貼る人の技術により接着力が大きく変わることが多いです。貼り方によって耐久力は大きく変わるでしょう。また、今回は完全に安静な状態でしたが、補修をしてすぐに走るような環境だとさらに耐久力は落ちることが考えられます。ただ、補修直後は安心して8気圧まで入れることが可能でしたので、圧を低めにすれば緊急事態の応急処置ぐらいにはなると思います。例えば、自転車屋さんで新しいチューブを調達するまで、とか。ツーリングで一日走るのは不安が伴いますね。
高圧を入れるロードバイクでパンクした場合はチューブ交換を前提に考えていた方が精神衛生上安心でしょう。