迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

本とか近況

最近、製図を毎日やっていると首がこって辛いです。普段机やPCに向かっているときは頭はだいたい体の上に乗っているので何もないのですが(慣れてるし)、製図での姿勢は大きなA0用紙に描くため、体を机の上に乗り出してその先に頭を突き出してる状態。頭の重さで肩や首がこるのです。頭でかいし。

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カッティングシートでちょっと面白いもの作れないかと、いろいろ試した副産物。
iPodの裏にでも貼っておこうかなぁ。

本とか↓

事実の考え方事実の考え方
(1991/10)
柳田 邦男

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12月半ばに読んだ本。TV時代における速報ニュースやドキュメンタリー番組の在り方や情報への接し方などについてのエッセイ・評論集。
氏が得意とする航空機事故の事例を中心に科学・戦争・医学など幅広いジャンルにわたり、報道に関わる記者やノンフィクションライターとして培ってきた事実の捕らえ方が論じられています。15年以上昔の本なのでメディアの中心はTV番組となっています。もし筆者が現在のネットワーク世界を見つめ直したらこの本の中身がどのように変わっていくのか興味があります。

とらドラ 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)とらドラ 6 (6) (電撃文庫 た 20-9)
(2007/12/10)
竹宮 ゆゆこ

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文化祭も終わり、生徒会も代替わり。新生徒会長は通称「まるお」の北村が立候補して満場一致で決まるものと考えていたのだけど、文化祭で燃え尽きていた(の様に見えた)北村はある日ギラギラの金髪で学校に現れた・・・。グレた北村は誰にも何も話さず、大河も竜児も手が付けられない。
今回はネタたっぷりのゆゆこ節が全開です。思わず噴き出しちゃって電車で読んでるときとか辛いんだってばーもう。

狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)狼と香辛料 6 (6) (電撃文庫 は 8-6)
(2007/12/10)
支倉 凍砂

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麦の豊作を司っていた狼神ホロと行商人ロレンスの旅物語6巻目。
ホロとロレンスは、毛皮の取引でロレンスを罠にはめて遁走した没落貴族エーブを追って川を下ることにする。要は旅を引き伸ばすための寄り道。川を下っていく途中でロレンスは見知らぬ少年から助けを求められる。ふとしたことから始まった3人旅がどう続いていくか楽しみです。
この6巻とは関係ないですが、アニメ版の狼と香辛料の出来が想像以上に良くて毎週wktkしてます。

シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫 JA ヤ 6-1)シュレディンガーのチョコパフェ (ハヤカワ文庫 JA ヤ 6-1)
(2008/01)
山本 弘

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SFの短編集。
ニューロドロイド(人間の脳による思考をするアンドロイド)が音速で動き戦闘するところをニューロドロイドの視点から描いた物語が新鮮でした。思考回路は体の動きに合うように加速化されるため、空気は水のように大きな抵抗を持ち慣性がとてつもなく大きく感じられる世界に変わります。なるほどと頷きながら読みました。
解説で論じられてるヲタネタのレベルが高すぎて理解できないww

深夜バス78回転の問題―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫 ほ 31-6)深夜バス78回転の問題―本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫 ほ 31-6)
(2008/01)
横山 秀夫

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ミステリの短編集です。短編なので他の本の合間にちまちま読んでました。
将軍の夫人が外国からのゲストに送った(送ってしまった)恋文が盗まれた事件を追う「盗まれた手紙」、広島カープファンの高校探偵部副部長が人間消失の謎に挑む「霧ケ峰涼の屈辱」、民俗学と惨劇が織り交ぜられた「憑代忌」が気に入りました。

パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)
(1992/12)
宮部 みゆき

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高校野球界のスーパースターがガソリンで焼き殺されるというショッキングな事件を蓮見探偵事務所と被害者の弟、そして探偵事務所で飼われている元警察犬のマサが追う。犬の一人称視点で描かれていてとても面白く読めました。こういう犬が欲しいわぁ(笑)
読み終わってから宮部みゆきの長編デビュー作と知りました。