かみちゅ!探訪の続きです。
尾道の残りの分と、第11話「恋は行方不明」の福山です。
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12/29続き
御袖天満宮(#16)を出て、国道2号まで降りてきてJR沿いに東に進みます。線路をくぐって市立図書館の前を抜けて歩いていくと、二宮君が筆をくわえたジョンを追いかけてラブラブ二人乗りで激走した道に出ます(#17)。作中のように海方面への景色がよくなかったのがちょっと残念。
浄土寺の手前で左に折れると、自転車を降りてジョンを追う階段のある角。(#18)
行き止まりでないほうの道を登っていくと、一橋家のモデルとなった家があります。(#19)作中ではゆりえ家は向島にある設定ですが、この家は本州側です。
更に登っていくと、健児くんとゆりえちゃんがジョンを追いかけた末に辿り着いた浄土寺奥の院があるそうですが、自転車向けのシューズでは足の裏の金具が歩きづらく山登りはしたくなかったので下から見ただけ。景色かなりよさそう。
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12/30
福山駅前に自転車で到着。尾道からは電車で20分ほど。中学生の家出にはふさわしい(!?)距離かな(笑)
駅前は整備が入ったのか作中の様子とは若干違った。バスターミナル周辺も工事中だった。(#20)
章吉とみこが入ろうとした喫茶店、入ったハンバーガーショップは分からず。。。
話し逸れますが、11話の「みこが口を汚しながらハンバーガーを食べて顔を赤らめる」シーン、章吉の視点から淡々と描いてて、お互いを意識してる微妙な距離感と若干の気まずさが見事に再現されてるように感じます。
補導員に見つかって逃げ込んだのは地図にオレンジの☆を入れたガードの下じゃないかな(写真撮り忘れた)。
日が暮れてから二人がいた公園は福山上のすぐ脇にある福山城公園です。(#21,#22)
訪れたのが12月30日で人気もほとんどなく、天守閣の中の見学も出来ませんでした。
短い時間でしたが、欲張って尾道と福山のかみちゅ!の舞台を巡ることができました。尾道は本当に風光明媚で、街の中も独特な雰囲気を持ちながら何となく懐かしい感じのするところで歩き回っていて楽しかったです。
舞台巡りとしても時間の関係で割愛したところもまだまだありますし、時間があれば街の散策ももっとゆっくりしたかったです。美術館とか喫茶店とか寄りたかったな・・・。
また機会があれば尾道観光に行きたいです。
#17
海は見えません・・・。
「タビと道づれ」の一コマに見えたのですが、ちょっと違うか。
タビとカノコでニシムラさんを「尾行」している場面。
#18
ここまで上がって来るのは結構な坂道です。健児くんの脚力に拍手。
#19 一橋家
学校遅れるー!っと飛び出してきそうです。
下から眺めたところ。これらの岩のどれかだろうか。
尾道大橋
写真奥に見えるのは新尾道大橋。かみちゅ!の舞台の1980年代にはまだありませんでした。
#20 福山駅前
花壇が整備されて小さくなっています。
#21
#22
ゆりえ様たちが現れる瞬間。
#おまけ
第4話冒頭で登場したYS-11。
機内の様子はVIP仕様のYS-11Pとして描かれているが、上のイラストでは胴体の赤いわっかのちょっと後の背中の部分に小さな黒いアンテナが二つ縦に並んでいる。これは航法訓練用のYS-11NT。美保基地の403飛行隊にいる156号機1機のみで、機内は客席があるわけではない。しかも、今の403飛行隊のエンブレムともちょっと違う・・・。
なんで、こんなマニアックなセレクトになったのだろうとちょっと調べていたら、航空自衛隊のホームページにあるYS-11の壁紙(リンク)が、そっくりなことに気づきました。写っているのはYS-11NT。垂直尾翼のエンブレムも今のエンブレムとは違うものになっていて作中のものと似ています。どうやらこの写真を参考にしたようです。