読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

迎え角30deg.

上向きでも飛んでいかない日々。前に進むだけで精一杯。

冬休みツーリング(?)--嵐の初日

年末のドタバタ忙しい時期に大掃除もほったらかしにして18きっぷと夜行快速を利用してツーリングに出かけてきました。とは言え、自転車を連れて行った割には意外と乗ってない!?という疑惑もあり(だって寒いし)、どちらかというと小旅行といった感じ。そんな、へなちょこツーリングレポ第1弾。

今回の第1目的地は瀬戸内の空にかかる橋--しまなみ海道尾道の再訪。
前回しまなみ海道に行ったときは贅沢にも新幹線を使いましたが、今回は貧乏旅行の友、青春18きっぷと夜行快速を利用します。時刻表で年末恒例の臨時夜行快速を調べてみると、今年はなんと12月28日からの運行!例年は24日頃から運行してるのに・・・。というわけで、こんな年の瀬ぎりぎりの旅行となったのです。

乗車1ヶ月前の卒論提出間際でくそ忙しい時期にわざわざ朝7時とかに近所(大学のね、徹夜続きだったので)のJR駅まで指定席券を取りに行ったりしてました。無事確保できた指定席券はムーンライトながらムーンライト松山。これらをどう結んで1本の線に組み立てるか、今回の旅行はこんな方針で計画を立てました。

12/27(木)

横浜駅で自転車を輪行体型にがっちりと組み上げてスタンバイ。駅についてから出発時刻まで時間があったので喫茶店でカフェオレ飲みつつ持ってきたラノベとか読みながらまったりしてたのですが、22時に店を追い出され、仕方なく寒い駅の構内で待つことに。

※注--自転車カテゴリに振ってはいるものの、天候により鉄っぽい内容になってます。っつーか自転車でてこない(笑)

定期便ムーンライトながらの日付変更駅は小田原なので、1日2300円の18きっぷの元は取れないのですが、総じて見れば十分返せるし残っても18きっぷを使う当てはないので、この日から18きっぷ使用開始。
23時36分、横浜駅からムーンライトながらに乗車します。ながらも何回目だろう、そろそろ「ながら族」と言われてもおかしくないかも(え

東京駅から乗車するいつもだったら先頭車両を撮りに行くのですが、すぐ出発するので無理。それよりもまず自転車を輪行の定位置に収めることで頭がいっぱいでした。車両最後部座席の後のスペースは空いており無事収納完了。

座席は9号車3番Aだったのだがなんと最前列座席。しかもデッキと客席の間には仕切りのドアが無く乗降ドアが開くたびに冷気が・・・。前2列ってコンパートメント席のことだったのか!
席に着き上着でひざ掛けをして、耳栓イヤホンを付けすぐに就寝モードに入る。今回はながら9両のうち名古屋で切り離される車両になってしまっているので座席に座ってられる時間も少し短い。早く寝ておかなければ。

12/28(金)
名古屋で起きて車両を移動する。とは言え自転車は車両最後部で自分は車両先頭部席なので降りるのは結局一番最後だった。停車時間の間に自転車を担いでえっちらおっちらホームの前の方に歩いていくとなんとかデッキにスペースのあるドアを発見。なんとか滑り込ますことができた。

大垣到着後、ながら恒例の大垣バトルは自転車を担いでいるので参加せず、ゆっくりと跨線橋を渡り普通列車に乗り継ぎ成功。ボックス席は輪行形態の自転車を縛って固定しやすい位置に手すりがついてて助かる。

30分ほど乗車して米原に到着。今日は、自転車で琵琶湖沿いに走り京都まで移動する計画。ところが、

見事な雨。「雨雲さん雨雲さん、もう十分です、お休みになってください」と願っても止む気配なし。
こんな本格的な雨の中走る覚悟も装備もないので、へなちょこツーリングとして無理はしないということで、本日の走行は断念。京都まで移動してしまいます。


ホームの売店で買ったおにぎりを食べながら、やたらと待ったりした車内の時間。なんとなく気も抜けてしまい、おにぎりを食べお腹が膨れて車内も暖房が効いてポカポカ→→ぐっすり

目を覚ましたら、新大阪 orz
ぼんやりした頭で反対側のホームに渡り、京都に戻りました。この辺寝ぼけてたからかあんまり記憶がない(笑)

京都駅で降りると目の前に智頭急行の特急スーパーはくと(=白兎)が停車していました。

ディーゼルエンジンブイブイ言わせながら鳥取まで突っ走る暴走ウサギさんです。


京都駅が新しくなってから来るのは初めてかな。
今日は走る気は全くなし、観光でもしようかと思ってたのですが、どこへ行こうにもとりあえず自転車をどげんかせんといかん。コインロッカー(特大)にも収まらず、どうしようかと駅の中をぶらついていると駅ビルの地下1階に「手荷物一時預かり所」を発見。
410円で20時まで預かってくれるというサービスで自転車とヘルメットを預け、晴れて自由の身になりました。

さて、京都観光。実のところ父親が京都出身で何度も来ているのでいわゆる名所はほとんど押えてる。今までに行ったことがないところに行きたいなと思い、市営バスに乗り込みました、500円の1日乗車券を持って。

とりあえず、向かった先は京都大学。見たことなかったんだよね。
お腹がすいていたので正門入って左のちょっと洒落たところでパスタを食す。こんな時期にもかかわらず研究室単位で昼食に来てる人たちがいて、なんだか申し訳ない気分になった。

食後は校内をぶらぶらしてみたのですが、学生の姿もまばらでこれといったことはなし。雰囲気似てるしね(笑)

そんなこんなブラブラしてるうちにサイクリングシューズがかなりの勢いで浸水していました。もともと通気性がよく作られているうえに、クリート取り付け部の穴からも浸入しているっぽい。靴下ももうびしょぬれ。ちべたい。

次にバスを乗り継いで向かったのは

梅小路蒸気機関車館。かつての蒸気機関車の基地、梅小路機関区の車庫をそのまま博物館にしてしまい、しかも蒸気機関車のいくつかを動態保存しています。


転車台を中心にした扇形の車庫に蒸気機関車がたくさん休んでいます。
いままで、正直なところ蒸気機関車には余り興味はありませんでしたが、ここで間近に目の前で蒸気機関車を見て、その魅力がわかったような気がします。どっしりとした車体と強力な力を生み出すピストンロッド、大きな動輪・・・ものすごい迫力を感じました。


機能美。


最強の証。


ロイヤルエンジンの誇り。

今まで、D51が貨物でC62が旅客の代表ということと、動輪の数が違うことは知っていましたが、改めて目の前で比べてみて両者の違いがよく分かりました。貨物が得意なD51は力をしっかりと駆動力に変えるために小さい動輪が4つになっています。旅客輸送で活躍したC62は速度を出すために大きな動輪となっています。
目の前で実物を見ると他にもいろいろな違いが分かって面白いです。

動輪4つ、D51

動輪3つ、C62。これが120km/hも出すんだからびっくり。

15時半から動態保存している機関車が引っ張る列車「SLスチーム号」("Steam"がかぶり過ぎだろw)に体験乗車できるとのこと。
是非とも乗りたいと1時間ほど待ちました。館内は一通り見たので、休憩所としておかれている客車の中でしばしくつろぐ。靴と靴下を脱いで見るとどちらもびしょぬれ。靴下から雑巾のごとく水が絞れるというミラクルです。ちょっとやそっとじゃ乾かないしこの後も外を出歩くことになるので、諦めて濡れた靴と靴下をまた履くことにします。

そんなこんなでSLスチーム号乗車の時間に。汽笛の音ともに走り出す様子は感動しました。
10分ほどの体験乗車が終わり、下車。
スタッフの人があちこちにロープを張ったりしてバタバタしてるなと思ったら、本日最後の運転だったので機関車を車庫に戻すところまで目の前で行ってくれるようです。気づいたら本日最後どころか翌日から休館なので2007年最後の体験乗車でした。

目の前で先ほど乗った機関車が車庫に戻り始めます。

この距離です!ほんとに目の前!ド迫力!!


転車台に乗ってぐるぐると回り、灰の掃除、石炭・水の補給を行って再び転車台に乗り車庫に戻っていくところまで間近に見ることができました。車庫と言っても展示してある他の機関車の間に戻っていくのですから、あまりの近さに感動します。
館内に戻ってきた機関車のそばは温かかったのが印象的でした。


最速の称号。


英雄達の足跡。


思いのほか蒸気機関車館を満喫した後、微妙に余っている時間で、
JR奈良線に乗りちょっとアレなところに行ってきました。

もう何も言うまい。

らき☆すた21話より

もうちょいズームだったか。手ぶれ過ぎ。オフィスのフロアをチラッと覗いてみるとあんなポスターやらこんなポスターやらたくさんありました。

京都駅に戻ってきて夕食を食べた後、風呂に向かいます。内湯が少なかった京都では今でもお風呂屋さんが多いのです。

京都駅近くの路地にもこんな看板が掲げられています。


九重湯。
暖簾をくぐると「おいでやす〜」の暖かい言葉。番台のおっちゃんとおしゃべりして楽しい風呂でした。冷えた体が温まります。ただし、今後の戦略のため靴下は濡れたのをまだ使います。

20時直前に手荷物一時預かり所から自転車を受け取り、駅地下のベンチで夜行列車が出る時間まで暇潰しをします。風が吹かないので寒くない。助かる。
持ってきた「とらドラ!6」を読みきってしまいました。ここでも靴下をしぼったりしながら、靴から水気をどんどん取り除いていきます。


時間になりムーンライト松山が入線。EF65の顔ってかわいいよね。
席に着き、靴・靴下を脱ぎ足を拭う。新しい靴下に履き替え、靴は履きません。そのまま翌朝まで靴は脱ぎっぱなし。通気性のよい靴だから一晩の間に何とか乾いてくれないかとの読みです。乗車時間の長い夜行列車だからできる技です。さて、明日の朝に靴は乾くのか。

ゴトン、と揺れながら列車は闇に滑り出していきます。機関車が客車を引っ張る形式なので客車の中は前日のムーンライトながらと比べてずっと静かでした。

翌朝は愛媛県今治です。自転車が全く出てこない初日でした(笑)